今回は盲点FXさんが販売している「ランド円自分年金戦略EA」のレビューを紹介します。
興味があればぜひ参考にしてください。
ランド円自分年金戦略EAのストラテジーについて
最初に「ランド円自分年金戦略EA」のストラテジーを紹介します。
通貨ペア | ZAR/JPY |
取引スタイル | -(スワップポイントを狙ったトレードスタイル) |
最大ポジション数 | 11 |
最大ロット数 | 0 |
使用する時間足 | 1分足 |
最大ストップロス | 0 |
テイクプロフィット | |
両建て | なし |
ランド円自分年金戦略EAはZAR/JPY(ランド/円)を使ってトレードするEAです。
ランドは南アフリカの通貨で取引量が少ないためボラティリティが高くリスクが高い通貨ペアである一方、金利が非常に高いためスワップによる利益が見込める通貨です。
ランド円自分年金戦略EAはトレードによる収益よりもスワップによる収益も狙ってトレードするEAのため、基本的にロングエントリー(買い)しか狙いません。
ランド円はスワップによる収益が期待できるため、含み損が発生してもスワップが含み損を相殺してくれます。
もちろんランド円が高値圏に入ってしまったところで決済はしますが、そこから逆張りにショートエントリー(売り)はしません。
つまりランド円自分年金戦略EAはトレードによる利益ではなくスワップによって利益を増やしていくのに特化したEAなのです。
ランド円自分年金戦略EAの運用実績について
次に「ランド円自分年金戦略EA」の運用実績をまとめました。
ランド円自分年金戦略EAのこれまでの運用実績はこちらです。
収益 | 189,202円 |
収益率 | 15.36% |
プロフィットファクター | 1.28 |
勝率 | 95.57% |
平均利益 | 1,085円 |
最大ドローダウン | 43.48% |
平均損失 | -18,260円 |
最大利益 | 10,000円 |
最大損失 | -28,650円 |
またランド円自分年金戦略EAの2021年1月から2021年12月までの運用実績はこちらです。
トレード月 | 損益 | 勝率 | トレード回数 |
---|---|---|---|
2021年1月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年2月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年3月 | 1,050円 | 100% | 1回 |
2021年4月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年5月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年6月 | 22円 | 0% | 10回 |
2021年7月 | 2,115円 | 33.33% | 6回 |
2021年8月 | 7,350円 | 100% | 6回 |
2021年9月 | 6,293円 | 66.67% | 9回 |
2021年10月 | 4,242円 | 33.33% | 12回 |
2021年11月 | 1,058円 | 50% | 2回 |
2021年12月 | 5,175円 | 100% | 5回 |
運用実績だけを見ると特別優秀なEAと感じないかもしれません。
しかし、ランド円自分年金戦略EAの狙いはランド円をロングで保有する際につく「スワップ」のため、基本的にトレードによる運用益はあまり重視していません。
その証拠にランド円自分年金戦略EAは全てロングエントリー(買い)から入り、その時の相場の最高値付近になったら手放すため、トレード回数はかなり少ないです。
しかもロングエントリーもランド円が安値圏にならないとエントリーしないので、決済すればほぼ確実にプラスの収支となります。
エントリータイミングは「RSI」を使って買い時を狙ってエントリーし、売り時になったらいったん手放すロジックを採用しています。
またランド円自分年金戦略EAはスワップ狙いのトレードをするため、基本的に損切をしません。
スワップによる利益が含み損を越えない限り、実質トレード収支はプラスとなりますので他の安定重視のEAとは違うタイプの安定性があります。
ランド円自分年金戦略EAのメリット
「ランド円自分年金戦略EA」にはさまざまなメリットがあります。
特に次の3点は他のEAとは大きく違う特徴なので、ぜひ知っておきましょう。
ほとんど損切りしない
ランド円自分年金戦略EAはスワップで利益を積み上げていくちょっと変わったEAです。
そのため「スワップによる利益>含み損」になるケースが多く、実質ポジションを持っているだけで利益が出ますのでほとんど損切りをしません。
その結果、勝率はもちろんプロフィットファクター(PF)も高くなっています。(2021年11月までの運用実績だけで見ればプロフィットファクターは1,400を越えています。)
ZAR/JPYの相場環境によってはスワップよりも含み損が大きくなるリスクがあるため、場合によっては損切もあります。
ナンピンも両建ても一切行わない
ランド円自分年金戦略EAはZAR/JPYによるスワップで利益を増やしていくため、ナンピンや両建てといった手法は一切使いません。
ナンピンや両建てを使うと含み損をコントロールできる反面、トレード回数が多くなるデメリットがうまれます。
トレード回数が多くなると取引に関するコスト(取引手数料やスプレッドなど)がかさんでくるため、ナンピンや両建てを敬遠している人は少なくありません。
ランド円自分年金戦略は相場が「買い相場」にならない限りエントリーしないうえに損切する機会も極端に少ないため、取引に関するコストがあまりかからないのも大きなメリットです。
勝率が高いトレードをする
ランド円自分年金戦略EAはRSIを用いてロングエントリー(買い)のタイミングだけを狙ってトレードします。
そもそもランド円自分年金戦略EAはスワップ狙いでトレードするためショートエントリー(売り)は絶対しません。
その代わりZAR/JPY相場が安値になっている時しかエントリーしないですし、含み損を抱えても損切せず、一定の高値圏に行かない限り決済しませんから必然的に勝率は良くなります。
ポジション保有期間は長いものの「損をしないトレード」を徹底しているため、損切に抵抗がある人にはおすすめかもしれません。
ランド円自分年金戦略EAのデメリット
「ランド円自分年金戦略EA」にはさまざまなメリットがある反面デメリットもあります。
特に次の3点はランド円自分年金戦略EAを使う上で知っておくべきポイントなのでぜひ理解しましょう。
トレード利益は少なめ
ランド円自分年金戦略EAはZAR/JPYのスワップによる利益を狙ったEAです。
そのためトレードによる利益は低く、最も利益が出ても月間で10,000円未満の時が多いです。
実際はトレード利益+スワップ益が手に入るため、手にできる利益はもっと多いですが「トレードで大金を稼ぎたい!」という人には物足りなさを感じるかもしれません。
トレード回数が少ない
ランド円自分年金戦略EAはロングエントリー(買い)しかしないうえに、スワップを得るために比較的長めにポジションを保有します。
そのため月間のトレード回数は多くて10回ほどしかありません。
月によっては1回もトレードしないことも珍しくないため、人によっては「本当にこのEA動いている?」と不安に感じるかもしれないですね。
ロットを自分で設定する必要あり
ランド円自分年金戦略EAはスワップ益を狙ったEAのため、ポジションを長く保有できるよう資金管理を徹底しなければいけません。
特にエントリー時のロットについては、大きくかけすぎると強制ロスカットに遭うリスクがあります。
ランド円自分年金戦略EAには付属としてロット表や戦略レポートがありますので、そちらを活用して自分に合ったロット数でトレードするよう心がけてください。
ランド円自分年金戦略EAの口コミ
「ランド円自分年金戦略EA」の口コミについて調べたところインターネット上に評判はあまり挙がっていませんでした。
というのも、ランド円自分年金戦略EAは他のEAとは狙っている部分が違うため、人によって魅力の度合いが変わるため評価も大きく変わります。
スワップは確実に利益になるものの、トレードに比べると利益の最大値が限られているため大きく稼ぐことはできません。
しかしトレードによる「損失するリスク」がないため安定型のEAを探している人にはランド円自分年金戦略EAはおすすめです。
またZAR/JPYというマイナー通貨でトレードするのも評価が分かれる要因かもしれません。
一攫千金よりもコツコツ稼いでくれるEAを探しているならランド円自分年金戦略EAを使ってみてはいかがでしょう。
最後に
ここでは「ランド円自分年金戦略EA」のレビューを紹介しました。
ランド円自分年金戦略EAはZAR/JPY特有のスワップで利益を積み上げていくもので、ロングエントリーしか買わないちょっと変わったEAです。
トレードによる利益は少ないもののスワップでも利益が積み上げられるため、運用実績以上にお金が増えていくことを実感できるでしょう。
ランド円自分年金戦略EAのより具体的な特徴や詳しい運用実績についてはゴゴジャンに掲載されているのでぜひチェックしてください。
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