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XMで出金するのは初めてなんだけど、銀行送金ってどういう仕組みになってるのかな? サクッと要点をつかんでおきたいな。
この記事では、このような疑問をお持ちの方のために、XMの「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」について全体像を解説しています。
目次もありますので、必要な箇所だけ読んでいただいても大丈夫です。
XMにおいて、「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」は現在「唯一の利益の出金方法」となっています。
FXのトレードで利益が出た場合には、どのような方法で入金した人でも必ず通ることになる出金方法ですので、この機会に基本的な「仕組み」や「ルール」、「出金の手順」など、しっかりと理解しておきましょう。
- まずはXMの「出金ルール」を理解しよう
- 「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」での出金が必要なパターン
- 現在、XMでの出金方法に「海外銀行送金(International Wire Transfer)」はない
- 「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の仕組み
- 「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の出金手数料
- 「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」出金の上限額・下限額
- 「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の出金反映時間
- 出金額の割合に応じたクレジットボーナスが消失する
- 「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の出金方法・手順
まずはXMの「出金ルール」を理解しよう
XMではマネーロンダリングを防止するため「出金ルール」が定められています。
そのルールというのは、「入金額までの出金は入金したときと同じルートでしか出金できない」というものです。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」もこのルールに基づいて手続きが行われます。
このルールは「国内銀行送金」に限らず全ての入出金に関係してくる内容なので、まだ知らないという方はぜひこちらの記事も読んで理解しておいてください。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」での出金が必要なパターン
XMの「出金ルール」には例外がいくつかあります。
なので、実際には「入金額までの出金は入金したときと同じルートでしか出金できない」という言葉通りにはならないパターンが存在します。
なんらかの理由によって、「入金したときと同じルートに出金する」ことができない場合、その資金の出金方法は全て「国内銀行送金」になります。
そのパターンも含め「『国内銀行送金』での出金が必要なパターン」を以下の表にまとめたのでご覧ください。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」での出金が必要なパターン一覧
資金タイプ | 理由 |
---|---|
全ての入金方法について、 総入金額以上の利益分 | ・銀行にしか出金できないため ・マネーロンダリング防止のため |
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」 で入金した金額まで | マネーロンダリング防止のため |
VISAカードで入金後90日以上経過した場合 | 決済から90日以上経つと VISAカードへの「返金」が VISAカードのシステム上できないため |
JCBカードで入金した資金 | JCBのシステム上、カードへの 「返金」を受け付けていないため |
今回の記事は、上の表に当てはまるような方には必ず必要になってくる情報となっています。
逆にここに当てはまらない場合は、出金方法は銀行を通じてではなく、入金したときと同じ方法で行うことになります。
再度にはなりますが、XMの「出金ルール」を理解していない方はこちらの記事もご覧ください。
現在、XMでの出金方法に「海外銀行送金(International Wire Transfer)」はない
現在、XMでの銀行を通じた出金方法には「海外銀行送金(International Wire Transfer)」はありません。
全ての銀行経由の出金は「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」で行われています。
過去には、「海外銀行送金」も行われていたので、ネット上にはいまだにこの方法についての情報も多く存在しています。
例えば、「中継手数料」や「リフティングチャージ」「受け取り銀行でかかる手数料」などについてです。
また、「高額出金する場合に、銀行から電話で確認が来る」などということもあります。
他サイトなどでは、こういった情報などが多く紹介されていますが、現在XMでは「海外銀行送金」そのものを廃止しているので、これらの情報は一切気にする必要がありません。
したがって、「どこの銀行に出金するとおトク」などということもありません。
XMでは現在、銀行を通じた出金方法は「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」に一本化されており、銀行経由の出金に関しては、この「国内銀行送金」の内容だけおさえておけば大丈夫です。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の仕組み
日本国内の決済代行会社からXM利用者の口座へ振り込まれる
まず根本的なことなのですが、XMは日本国内に銀行口座を保有していません。
そのため、これまでは出金する際に「海外銀行送金(International Wire Transfer)」で、海外から日本のXM利用者の口座へ送金が行われていました。
しかし、現在は日本国内に「決済代行会社」を設けることによって、XM利用者の口座に対しては「国内銀行送金」のみで対応できるようになっています。
実際の資金は海外(ユーロ圏)のXMの銀行口座から日本国内の決済代行会社に送られているのですが、XMの利用者は海外送金の手続きをすることなく出金することができます。
便利だね!
XMから出金できる口座
XMの「出金ルール」に基づいて、基本的には出金先口座は入金時に使用した口座となっています。
しかし、XMでは銀行送金以外で入金できる方法も複数あり、入金時と出金時の銀行口座を統一できないことも多いのが実際のところです。
そのような、銀行以外の方法で入金した場合は、もちろん出金時になにかしらの銀行口座を指定して出金することになります。
また、このような「そうする以外に出金する手段がないパターン」だけでなく、資金を入金した銀行口座と異なる銀行口座へも、出金はできるようになっているようです。
なので、XMの「出金ルール」というのはあまり厳密に守られているというよりは「入出金に関する基本的な考え」程度に捉えておいたほうがいいのかもしれません。
XMから出金できない銀行
XMから出金できない銀行というものがあります。
出金しようと思っている銀行が該当していないかチェックしておきましょう。
- ゆうちょ銀行
- PayPay銀行(ジャパンネット銀行)
- セブン銀行
・SWIFT(スイフト)コードのない銀行
上記のような銀行には、それ以外の条件が揃っていたとしても出金することはできません。
XMの「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」は、利用者とXMとの接点だけを見ると国内のみの資金のやりとりのみで行われていますが、出金先の銀行の「SWIFT(スイフト)コードの提出」は求められています。(通常SWIFTコードは「海外送金」に必要な情報です。)
したがって、SWIFTコードがないようなネット銀行などには出金できない場合もあるので注意しましょう。
出金は「円」で行われる
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」による出金は、日本の銀行口座に円通貨にてのみ処理されます。
XMのご自身の口座がドル建て・ユーロ建てになっている場合、XMは出金金額を利用者のMT4/MT5口座の通貨からプラットフォームのレートで円に換算し、その上で銀行口座に出金します。
あまり数は多くないとは思いますが、ドルやユーロでそのまま資金を受け取りたい方は、XMから円で資金を受け取ったあと、改めてご自身で両替えが必要になります。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の出金手数料
XMでの出金手数料は「無料」というように大々的には謳われていますが、実際には以下のような形となっています。
出金額が40万円より少ない場合には出金手数料がかかるので注意しましょう。
出金金額 | 出金手数料 |
---|---|
40万円より多い | 無料 |
40万円以下 | 2,500円 |
この出金手数料というのは、XMの「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の構図を理解していればわかりますが、XMが決済代行会社に払っている手数料の部分となります。
大きな金額を出金する場合は、この手数料をXMが負担してくれるのですが、小さな金額の場合はトレーダー側の負担となっています。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」出金の上限額・下限額
出金上限額 | なし(無制限) |
出金最低額 | 10,000円 |
出金額の下限は10,000円と定められていますが、上限は設定されていません。
「XMでは、稼ぎ過ぎると出金できなくなる」などという噂も拡散されていますが、正しくありません。
ネットで調べてみると、実際に大きな金額(数千万円や数億円)を出金できているトレーダーも数多くいることから、XMで出金額を制限されることはないと言えるでしょう。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の出金反映時間
XMでの「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の出金の反映は2段階になっています。
出金申請をしてからXMの処理が完了するまで | 24時間以内(土日祝を除く) |
決済代行会社からXM利用者の銀行口座に着金するまで | 数時間〜5営業日 |
出金の反映時間には揺れがあるようで、短い場合は申請してから数時間で反映される場合もあれば、長い場合は5日ほどかかる場合もあるようです。
しかし、基本的に決済代行会社を通じて国内の銀行振込でのみ出金が行われているので、その出金システムを念頭に考えておいてもらえたら良いかと思います。
出金リクエストさえスムーズに通れば、それほど時間がかからず着金に至るということですね。
また、出金金額が反映時間に関係してくることはないようで、たとえ出金金額が多額になったとしても、出金は通常通り行われます。(金額が分割されることはあります。)
出金額の割合に応じたクレジットボーナスが消失する
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」に限らず、資金を出金すると、出金した資金の割合に応じたクレジットボーナスが消失します。
例えば、XMにある資金が500万円、クレジットボーナスが100万円分あるとき、資金総額の半分の250万円を出金すると、クレジットボーナスも半分消失し、50万円分となります。
クレジットボーナスを有効活用して証拠金維持率を高めたり、ハイレバレッジでトレードを行なっているような方は特に気をつけましょう。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の出金方法・手順
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の出金手順をパソコン画面、スマホ画面でそれぞれ解説します。
実際に出金しようとしている方は画像を参考に出金作業を進めてみてください。
以下の画像が表示されたのは記事作成時点(2021年7月17日)の場合となります。
表示や内容は変更される可能性があります。
▶︎ スマホ編へジャンプする方はこちらをタップしてください ◀︎
(パソコン編)
- 手順1XMのホームページへログイン
まずはXMのホームページを開き、会員ページへログインします。
- 手順2資金出金ページへ
会員ページへ入ったら、どのボタンでもよいので「出金」ボタンを押します。
- 手順3出金時の注意点
すると画面が切り替わり、まずこのような表示が現れます。
主に、「出金する際は、ポジションを決済した状態を推奨しています」という内容が書かれています。
XMではポジションを持った状態で出金することは可能ですが、その場合の注意点が下に書かれているので、ポジションを持ったまま出金を行いたい方は読んでおく必要があります。
そうでない方はそのまま下にスクロールしていきます。 - 手順4出金方法一覧の中から「Local Bank Transfer」を選択
下に進むと、このような画面が見えてきますので、出金方法の選択肢の中から、「Local Bank Transfer」というものをクリックします。
これが「国内銀行送金」を表しています。 - 手順5出金に関する「ご注意」
すると、再び画面が切り替わり、まずこのような表示が現れます。
内容は本記事の中で解説してきたものと重複するのでここでは解説しません。内容に同意できれば、下にスクロールして進みます。
- 手順6「出金先情報」と「出金金額」の入力から「リクエスト」完了まで
このような画面が表示されたら、自分の「受け取り銀行口座の情報」と、「出金金額」を入力していきます。
情報は全て英語で入力していきます。
銀行口座に関しては、普段の銀行振込などと違い、「SWIFT(スイフト)コード」「銀行所在地」なども入力する必要があります。
英語表記の銀行情報というのは、各銀行の公式ホームページに記載されているので、各自ご自身の使用している銀行口座に応じて調べてみてください。「銀行所在地」は、ご自身が利用している銀行の「支店」の住所を入力します。「本店」の住所ではないので気をつけましょう。
住所のローマ字の正式な表記が銀行公式サイトなどに記載されていない場合は、こちらのサイトの住所変換ツールを使って簡単にローマ字表記の住所を調べることができます。
▶︎ JuDress
「SWIFTコード」というのは普段使い慣れない情報だと思いますが、以下のようなコードを指します。銀行名 SWIFTコード 三井住友 SMBCJPJT 三菱UFJ BOTKJPJT みずほ MHCBJPJT りそな DIWAJPJT 楽天 RAKTJPJT ソニー SNYBJPJT 住信SBIネット NTSSJPJT 新生 LTCBJPJT 全ての情報が入力できたら、「リクエスト」ボタンを押して、出金申請が完了です。
- 手順7出金申請完了のお知らせ
リクエストが無事完了すると、リクエストを受け付けたことを伝える内容が書かれたメールが届きますので確認しましょう。
- 手順8XMの処理が完了し、決済代行会社から着金
XMでの出金処理が完了し、決済代行会社での処理も完了すると、無事資金がXM利用者の銀行口座に着金します。
以上で実際の出金も完了です!おつかれさまでした!
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(スマホ編)
- 手順1XMのホームページへログイン
まずはXMのホームページを開き、会員ページへログインします。
- 手順2資金出金ページへ
会員ページへ入ったら、どこからでもよいので「出金」ボタンを押して出金ページに進みます。
- 手順3出金時の注意点
すると画面が切り替わり、まずこのような表示が現れます。
主に、「出金する際は、ポジションを決済した状態を推奨しています」という内容が書かれています。
XMではポジションを持った状態で出金することは可能ですが、その場合の注意点が下に書かれているので、ポジションを持ったまま出金を行いたい方は読んでおく必要があります。
そうでない方はそのまま下にスクロールしていきます。 - 手順4出金方法一覧の中から「Local Bank Transfer」を選択
下に進むと、このような画面が見えてきますので、出金方法の選択肢の中から、「Local Bank Transfer」というものをクリックします。
これが「国内銀行送金」を表しています。 - 手順5出金に関する「ご注意」
すると、再び画面が切り替わり、まずこのような表示が現れます。
内容は本記事の中で解説してきたものと重複するのでここでは解説しません。内容に同意できれば、下にスクロールして進みます。
- 手順6「出金先情報」と「出金金額」の入力から「リクエスト」完了まで
このような画面が表示されたら、自分の「受け取り銀行口座の情報」と、「出金金額」を入力していきます。
情報は全て英語で入力していきます。
銀行口座に関しては、普段の銀行振込などと違い、「SWIFT(スイフト)コード」「銀行所在地」なども入力する必要があります。
英語表記の銀行情報というのは、各銀行の公式ホームページに記載されているので、各自ご自身の使用している銀行口座に応じて調べてみてください。「銀行所在地」は、ご自身が利用している銀行の「支店」の住所を入力します。「本店」の住所ではないので気をつけましょう。
住所のローマ字の正式な表記が銀行公式サイトなどに記載されていない場合は、こちらのサイトの住所変換ツールを使って簡単にローマ字表記の住所を調べることができます。
▶︎ JuDress
「SWIFTコード」というのは普段使い慣れない情報だと思いますが、以下のようなコードを指します。銀行名 SWIFTコード 三井住友 SMBCJPJT 三菱UFJ BOTKJPJT みずほ MHCBJPJT りそな DIWAJPJT 楽天 RAKTJPJT ソニー SNYBJPJT 住信SBIネット NTSSJPJT 新生 LTCBJPJT 全ての情報が入力できたら、「リクエスト」ボタンを押して、出金申請が完了です。
- 手順7出金申請完了のお知らせ
リクエストが無事完了すると、リクエストを受け付けたことを伝える内容が書かれたメールが届きますので確認しましょう。
- 手順8
「国内銀行送金(Local Bank Trasfer)」は、XMで利益を出金する際にはいつか必ず通らなければいけない道です。
この記事があなたのスムーズな出金の手引きになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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