この記事では、XMの「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」について解説していきます。
「国内銀行送金」は、XMの入金方法の中では唯一「出金」まで一貫して行える入金方法で、「利益」を出金する際にも必ず「銀行送金」を利用する必要があります。
そのため、XMの利用者ならどのような方でも「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の仕組みや一連の流れについて理解しておいて損はないと思います。
また、XMでは銀行送金に関してシステムが徐々に変わってきていることもあり、ネット上の記事はどんどん古くなっていっています。
この記事では2021年7月時点で最新の情報のみでまとめていますので、これからXMへ入金する方はぜひ参考にしてください。
- 現在、XMでの入金方法に「海外銀行送金(International Wire Transfer)」はない
- XMの「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の仕組み
- XMへの入金は普段の「銀行振込」と同じ方法で行うことができる
- 銀行入金の基本的な情報は全て公式サイトに載っている
- XMの「出金ルール」のことも考えると、銀行送金で入金するのがオススメ
- 「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の入金手数料
- 「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の反映時間は1時間以内
- 「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の送金金額の上限と下限
- その他の入金方法との比較
- 「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の入金方法
現在、XMでの入金方法に「海外銀行送金(International Wire Transfer)」はない
まず、XMでは現在、「海外銀行送金(International Wire Transfer)」は入金・出金ともに扱っていません。
これまでは入出金の主要な方法の1つとして活用されていましたが、現在は「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」に一本化されたので、銀行を通じた入金方法は「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」のみとなっています。
これまで活用されていた方法だけに、ネット上にはいまだに「海外銀行送金(International Wire Transfer)」に関する情報が溢れていますが、もはやそれらの情報は一切気にする必要はありません。
「海外送金手数料」だったり「中継銀行手数料」「リフティングチャージ」「海外送金の受け取り可能な銀行」「海外送金の受け取り手数料が無料の銀行」などなど、「海外銀行送金」に関連する馴染みの薄い情報は全て必要なくなりました。
銀行送金する場合は、「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の内容だけしっかりおさえておけば大丈夫です。
銀行を使った入金に関しては、「国内銀行送金」のことだけ理解しておけばいいからわかりやすい!
XMの「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の仕組み
それではまずはXMの国内銀行送金(Local Bank Transfer)の仕組みについてサクッと説明していきます。
XMの銀行口座は日本国内にはない
上の図の通り、XMでは日本国内に銀行口座を所有していません。
日本で大きなシェアを獲得している海外FX会社なので意外に思われるかもしれませんが、XMの銀行口座は現在でも本拠地であるユーロ圏にしかないようです。
国内の決済代行会社を通じて海外(ユーロ圏)の銀行口座に資金が送られている
その代わり、日本国内の決済代行会社と提携しており、これらの会社の口座に銀行振込することによって、間接的に海外に資金を送ることができるようになっています。
なので、実際には振り込んだお金はユーロ圏にあるXMの銀行口座に送られているのですが、日本のXM利用者は自分で直接海外送金をしなくていいようになっています。
便利だね!
XMへの入金は普段の「銀行振込」と同じ方法で行うことができる
XMの銀行入金の仕組みは、普段の銀行振込と同じように行うことができます。
XMの公式サイトの入金方法選択ページで「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」を選択すると、上のように振込先の口座情報が表示されます。
あとはこの振込先に、ネットバンキング、ATM、銀行窓口など好きな方法を使って振り込めばいいだけです。
海外FXとはいえども、現在はこのように国内FX会社に入金するのとなんら変わらない方法で入金できるんですね。
オンラインバンキングを利用すれば外に出る必要もありませんし、ネット上だけで非常に楽に銀行入金を済ませることができます。
銀行入金の基本的な情報は全て公式サイトに載っている
私自身、XMの「国内銀行送金」のことをよく理解したく、様々なネット上の記事を読んでみたのですが、最終的に必要な情報はほぼ全てXM公式サイトのこのページ(国内銀行送金の実行ページ)に書かれていることがわかりました。
様々なサイトで解説しているのは単にここに書かれている内容をかみ砕いて説明しているだけです。
特別な情報はほとんどありません。
基本的にここに書かれている内容を理解していればXMの「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」は問題なく行うことができます。
とはいえ、箇条書きで羅列されていると理解しづらい部分もあるので、この記事でも丁寧に解説していきますね。
細かい説明はいらないから早く入金したいという方は以下のボタンから公式サイトにお進みください。
XMの「出金ルール」のことも考えると、銀行送金で入金するのがオススメ
XMでは、どの入金方法にも共通する基本的なルールとして、「入金額までの出金は入金時と同じ方法でしか出金できない」と定められています。
このルールについては以下の記事で詳しく解説しているので、この記事では解説しませんが、このルールはXMで取引するに当たってできれば理解しておいた方が良い内容なので、まだ知らないという方はぜひ読んでおいてください。
XMではこの「出金ルール」にしたがって、銀行送金で入金した場合は、「入金額」分と「利益額」分を同時に銀行送金で出金することができます。
クレジットカード(VISAカード)やオンラインウォレットで入金した場合、「入金額」分と「利益額」分は別々に出金しなければなりませんが、銀行送金で入金した場合はまとめて出金することができるので入出金ルートがシンプルでわかりやすくなります。
入出金ルートを一本化して、シンプルにXMとの取引を行いたい場合は、銀行送金で入金するのがオススメです。
しかし、現在XMでは様々な入金方法が導入されているため、銀行入金が唯一の「入金額と利益額を一括で出金できる方法」ではなくなっています。
出金ルートを一本化したい方は、「国内銀行送金」または上に挙げたようないくつかの例外に当てはまる入金方法を利用していきましょう。
入出金ルートを一本化したい場合、これらの銀行からの入金は避けよう
・ゆうちょ銀行
・ペイペイ銀行(旧ジャパンネット銀行)
・セブン銀行
XMでは、出金先として利用できない銀行が定められています。
これらの銀行から「入金」を行うことは可能ですが、「出金」はできず、出金する際は別の出金可能な銀行に出金することになります。
出金そのものができなくなることはないので大丈夫ですが、もし「入金するときに使う銀行」と「出金するときに使う銀行」を統一させたい場合は、上記の銀行から入金するのは避けましょう。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の入金手数料
10,000円以上の入金なら送金手数料は無料(XMが負担してくれる)
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の送金手数料は、10,000円以上の入金の場合、XMが全額負担してくれるので無料です。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)の仕組み」の章でも書きましたが、XMの銀行口座は日本国内にはなく、決済代行会社を経由して海外に送金されています。
なので、実際には「決済代行会社の手数料」や「海外送金の手数料」が発生しているのですが、その部分をXMが負担してくれる形になっています。
10,000円未満の入金の場合、送金手数料880円が発生
ただし、入金額が10,000円未満の場合、880円の手数料がトレーダー側の負担となります。
手数料は入金額から差し引かれて口座残高に反映されます。
例えば、銀行を通じて入金した金額が「8,880円」だった場合、XMの口座に反映される金額は「8,000円」となります。
どちらの場合も「振込手数料」は利用者が負担
勘違いされやすいのですが、XMが負担してくれる入金手数料は、「決済代行会社への手数料」「海外送金にかかる手数料」の部分だけです。
XM利用者が銀行振込を行う際に発生する「振込手数料」は利用者の負担となります。
振込手数料は使っている銀行ごとに異なるので各自確認してみてください。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の反映時間は1時間以内
XMは海外の会社ですが、日本国内の決済代行会社を挟むことによって銀行送金でも素早い入金反映が可能となっています。
目安は30分〜1時間
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の入金の反映時間の目安は30分〜1時間となっています。
XMの公式サイトでも「1時間以内に反映させる」と公言されています。
XMでは、決済代行会社への着金が確認されると自動で利用者の口座に入金額が反映される仕組みになっているようです。
ただしこれは銀行の営業時間内に限ります。
銀行の営業時間外の入金の場合、次の営業時間まで待たなければいけない
銀行の営業時間以外に入金した場合、次の営業時間になるまで待たなければいけません。
例えば、平日の夜や休日・祝日などの銀行が休みのときに入金した場合はすぐにXMの口座に入金が反映されず、長い待ち時間が発生してしまいます。
特に金曜日の夕方などに入金した場合は翌週月曜日の9時まで2日間以上待たなければなりません。
銀行送金を使う場合は、銀行の営業時間に注意しましょう。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の送金金額の上限と下限
国内銀行送金(入金)の最大送金金額は1千万円(10,000,000円)
入金の上限金額は1,000万円です。
1,000万円入金できれば十分ですね。
XMに入金する方法の中で、最も大きな金額をまとめて入金できる方法がこの「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」となっています。
ちなみに、利用者のXM口座の資金が合計で$20,000を越えるとレバレッジに制限がかけられてしまうので、1,000万円入金したからといって大きなポジションを持てるわけではありません。
レバレッジの効果を最大限に引き出すためにも、レバレッジ制限の内容を確認しておくとよいでしょう。
国内銀行送金での最低入金額は500円だが、この場合手数料の方が高くなる
XMでは、全ての入金方法について基本的に500円($5相当額)から入金を行うことができるようになっています。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」でもそれは同じなのですが、この入金方法の場合、「10,000円以下の入金の場合は送金手数料880円が発生する」という条件があります。
なので、銀行送金で実際に500円を入金しようとすると、送金手数料分880円も追加で入金する必要があり、手数料の方が多くかかってしまいます。
なので「国内銀行送金」で入金する場合は、最低でも10,000円以上の入金をした方がいいですね。
もし500円など小さな金額を入金したい場合は、「VISAカード」での入金がオススメです。
その他の入金方法との比較
入金方法 | 最低入金額 | 最高入金額 | 入金手数料 | 口座反映時間 |
---|---|---|---|---|
国内銀行送金(Local Bank Transfer) | 500円* | 1,000万円 | 無料* | 目安30分〜1時間 |
クレジットカード【VISA】 | 500円 | 80万円 | 無料 | 即時 |
クレジットカード【JCB】 | 10,000円 | 9,200ドル | 無料 | 即時 |
オンラインウォレット【bitwallet】 | 500円 | 80万円 | 無料** | 即時 |
オンラインウォレット【STICPAY】 | 500円 | 80万円 | 無料** | 即時 |
オンラインウォレット【BXONE】 | 500円 | 80万円 | 無料** | 即時 |
**XMへの入金手数料は無料ですが、オンラインウォレットそのものに対する入金・出金、もしくはその両方の手数料があります。
「それぞれの入金方法からXMへの入金」に関係する情報はこの表にまとめた通りとなっています。
XM側では制限がなくても、入金方法自体に別の制限がある場合もあるので、自分が使う方法に応じて調べてみてください。
「国内銀行送金」は他の入金方法に比べるとやや入金反映時間にデメリットがあるものの、そのほかに大きなデメリットはないと思います。
(入金方法の利用割合では、クレジットカードが最も多く、2番目が銀行送金となっています。)
すぐに入金を反映させたい場合は他の入金方法を利用する価値がありますが、そうでない場合は銀行送金で全く問題ないでしょう。
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」の入金方法
最後に実際の入金手順をご案内します。
基本的には「振込先の口座情報を確認」して、いつもの銀行振込と同じように「振込みする」だけなので非常に簡単です。
それでは実際にやっていきましょう。
パソコン画面、スマホ画面それぞれで解説していきますので、スマホの方は下のリンクを押してスマホの解説まで飛んでください。
▶︎ スマホの方はこちら
- 手順1XMのホームページへログイン
まずはXMのホームページを開き、会員ページへログインします。
- 手順2資金入金ページへ
会員ページへ入ったら、どのボタンでもよいので「入金」ボタンを押します。
- 手順3「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」を選択する
入金ページへ入ると、入金方法が選択できるので、「Local Bank Transfer」と書いてある(ピンの中に銀行の絵が描いてある)ものを選択します。
これが「国内銀行送金」です。 - 手順4振込先の口座情報を確認
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」のページに入ると、入金に関する注意事項などが表示され、下にスクロールしていくと、振込先の情報が表示されるので、この口座に銀行振込を行います。
- 手順5オンラインバンキング、ATMもしくは銀行窓口で振込
口座情報を確認したらあとは通常の銀行振込を行うだけです。
オンラインバンキングができるならオンラインのみで完結しますし、コンビニや銀行のATMからも入金できます。
手間がかかるのでオススメではありませんが、銀行窓口から振り込むことも可能です。
自分の好きなやり方で振込を行いましょう。 - 手順6入金完了
振込を行い、XMの決済代行会社口座への着金が確認されると、通常1時間以内にXMの口座に入金額が反映されます。
この手続きは振込時の入力内容に問題がなければ自動で行われ、入金が無事完了すると、その旨を伝えるメールも届きます。
これで「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」による入金は完了です。
▶︎ スマホ編をスキップする
–
- 手順1XMのホームページへログイン
まずはXMのホームページを開き、会員ページへログインします。
- 手順2資金入金ページへ
会員ページへ入ったら、「入金」ボタンを押します。
- 手順3「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」を選択する
入金ページへ入ると、入金方法が選択できるので、「Local Bank Transfer」と書いてある(ピンの中に銀行の絵が描いてある)ものを選択します。
これが「国内銀行送金」です。 - 手順4振込先の口座情報を確認
「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」のページに入ると、入金に関する注意事項などが表示され、下にスクロールしていくと、振込先の情報が表示されるので、この口座に銀行振込を行います。
- 手順5オンラインバンキング、ATMもしくは銀行窓口で振込
口座情報を確認したらあとは通常の銀行振込を行うだけです。
オンラインバンキングができるならオンラインのみで完結しますし、コンビニや銀行のATMからも入金できます。
手間がかかるのでオススメではありませんが、銀行窓口から振り込むことも可能です。
自分の好きなやり方で振込を行いましょう。 - 手順6入金完了
振込を行い、XMの決済代行会社口座への着金が確認されると、通常1時間以内にXMの口座に入金額が反映されます。
この手続きは振込時の入力内容に問題がなければ自動で行われ、入金が無事完了すると、その旨を伝えるメールも届きます。
これで「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」による入金は完了です。
–
以上、「国内銀行送金(Local Bank Transfer)」に関する解説でした。
XMの入金方法の中で、銀行を通じた入出金は「利用率」ではクレジットカードに負けてはいますが、唯一出金まで一貫して行えるスタンダードな入金方法です。
デメリットもほとんどないですし、XMへの初めての入金でどの方法にするか迷っている方は、まずはサクッと「国内銀行送金」で入金してしまいましょう。
利益が出たときの出金でも必ず必要になってくる方法なので、一連の流れを把握しておいて損はないと思います。
そのほかの入金方法についても以下の記事で紹介していますので、必要な方はぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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入金の名前をカタカナで送金しました
金額は15000円