ここではkomicomさんが販売している「オリエント」のレビューを紹介します。
興味があればぜひ参考にしてください。
オリエントのストラテジー・特徴について
| 通貨ペア | AUDNZD、AUDCAD、AUDCHF |
| 取引スタイル | スキャルピング、スイングトレード |
| 最大ポジション数 | 30 |
| 最大ロット数 | 100 |
| 使用する時間足 | 1時間足 |
| 最大ストップロス | 200 |
| テイクプロフィット | 20 |
| 両建て | なし |
最初にオリエントの特徴やストラテジーについてまとめました。
オリエントの特徴として次の3つが挙げられます。
豪ドルを中心にトレードするEA
- 中国経済の影響を受けやすい
- 豪米国債利回り差と相関関係がある
- 信用リスクが低い
オリエントはAUD（豪ドル）を軸にした通貨ペアでトレードするEAです。
豪ドルは上記でまとめたように、アメリカの国債利回りとの差で価格が左右したり、中国経済の影響を受けやすかったりなどの特徴があります。
豪ドルを使った通貨ペアは乱高下が少なく、レンジ相場を形成しやすいため、豪ドルを使った通貨ペアを採用している自動売買ツール（EA）は多いです。
オリエントも豪ドルを使った通貨ペアでトレードするため、安定型のEAとして一攫千金を狙わずコツコツ資金を増やしていくれます。
逆張りトレードが中心
- 値動きと逆の方向にエントリー
- 大きな利幅が狙える
- エントリータイミングの見極めが難しい
オリエントは逆張りでトレードしていくEAです。
逆張りは値動きとはあえて逆の方向にエントリーして、値動きの反転を狙うエントリー方法で、大きな利幅を狙える特徴があります。
一方で「どこで価格が反転するか？」の見極めが難しいため、裁量トレーダーの中には苦手な人も少なくありません。
オリエントは逆張りトレードでエントリーするため、他のロジックを採用しているEAに比べて大きな利幅が期待できます。
値動きの幅が大きいと自動売買を停止する
オリエントはトレードで使っている通貨ペアが一定以上大きく動くと、自動で売買が停止する機能がついています。
具体的には300pips以上価格が一気に動くと、オリエントが自動売買停止機能が起動し、EAの設定から解除しない限りエントリーしません。
乱高下は大きく利益が狙える反面、大きな損失を被るリスクもあります。
自動売買停止機能は乱高下による大損のリスクを避けてくれるため、安心した放置が可能です。
オリエントの運用実績について
次にオリエントの運用実績についてまとめました。
オリエントの運用実績は以下の通りです。
オリエントの累計運用実績
| 収益 | 1,548,320円 |
| 収益率 | 69.85% |
| プロフィットファクター | 1.30 |
| 勝率 | 92.41% |
| 平均利益 | 1,000円 |
| 最大ドローダウン | 22.03% |
| 平均損失 | -9,358円 |
| 最大利益 | 1,685円 |
| 最大損失 | -15,013円 |
オリエントの累計運用実績を上の表にまとめました。
オリエントの運用実績の特徴はトレード勝率の高さです。
自動売買ツール（EA）では採用しているロジックによってトレード勝率が変わりますが、勝率が90%以上あるEAは決して多くありません。
一攫千金で大きな利益を狙うより、コツコツ利益を積み上げるEAを探しているなら、オリエントは候補の1つに入ります。
ただし、トレード勝率が高いから必ずプラス収支でトレードするとは限りません。
オリエントの累計運用実績をみると平均利益が「1,000円」なのに対して平均損失が「-9,358円」と平均利益を上回っています。
累計の収益を見ると100万円以上稼いでいるため、結果的にプラス収支で終わる可能性は高いですが、相場環境によってはマイナス収支になるリスクがある点も理解しましょう。
オリエントの月別運用実績
| トレード月 | 損益 | 勝率 | トレード回数 |
|---|---|---|---|
| 2022年1月 | -23,238円 | 88.52% | 209回 |
| 2022年2月 | 74,015円 | 93.18% | 220回 |
| 2022年3月 | -195,864円 | 86.55% | 342回 |
| 2022年4月 | 163,263円 | 95.39% | 282回 |
| 2022年5月 | 287,423円 | 96.07% | 433回 |
| 2022年6月 | 62,738円 | 93.58% | 358回 |
| 2022年7月 | 268,887円 | 97.70% | 304回 |
| 2022年8月 | 200,261円 | 96.45% | 282回 |
| 2022年9月 | 2,763円 | 90.71% | 366回 |
| 2022年10月 | 191,689円 | 93.49% | 430回 |
| 2022年11月 | 83,652円 | 92.24% | 361回 |
| 2022年12月 | ‐43,115円 | 88.89% | 396回 |
次にオリエントの2022年1月～12月までにおける月別の運用実績をまとめました。
2022年の年間収支はプラスですが、月別で比較するとマイナス収支になっているため、損する事があるのを理解して使いましょう。
また月間トレード回数が非常に多いのもオリエントの特徴です。
2022年の月別のトレード回数を見ると少なくても200回以上トレードしており、多いと400回以上トレードしています。
トレード回数が多いと利益をどんどん積み上げてくれるメリットがある反面、取引手数料などのトレードに関する経費がかかるのがデメリットです。
オリエントはほぼ毎日トレードしてくれるため、口座履歴を見るのは楽しいかもしれません。
VPSがあれば24時間オリエントを稼働できる
オリエントをはじめ、自動売買ツール（EA）を24時間稼働させるにはパソコンを常に起動させておく必要があります。
しかしノートパソコンにオリエントをいれると持ち歩くのができなくなるし、電気代もバカになりません。
オリエントを24時間稼働させるならVPSサービスの利用がおすすめです。
VPSサービスとは共有サーバー内に個人管理できるサーバーを立ち上げ、運用できるサービスで、VPS内にチャートとEAをダウンロードすればパソコンの電源を落としても24時間動かせます。
VPSサービスはさまざまなレンタルサーバー会社が提供していますが、EAを動かす目的でVPSサービスを利用するなら「ABLENET VPS」がおすすめです。
ABLENET VPSは回線速度が速いだけでなく価格もリーズナブルなため、多くのEAトレーダーが利用しています。
ABLENET VPSの特徴や価格は下記ページで紹介しているので、オリエントと併せて利用してみてください。
オリエントのメリット
「オリエント」にはさまざまなメリットがあります。
特に次の3点は他の自動売買ツール（EA）と比べて大きく違う点なので、ぜひ知っておきましょう。
1回のトレード利益が大きい
オリエントはスキャルピングトレードをメインとしながら、1日のトレードで大きな利益が期待できるEAです。
一般的にスキャルピングメインのEAは、1日のトレード益が数百円から1,000円前後ですが、オリエントは多いと30,000円以上の利益が得られます。
月間収支で200,000円以上取れる月もあるため、大きな利益を狙うならオリエントはおすすめです。
トレード勝率が高い
オリエントは勝率の高いトレードをしてくれるEAです。
EAによっては小さな負けを1回の利確トレードで相殺し、なおかつ利益を残すタイプもありますが、口座内の資金の増加は安定しません。
勝率が高ければ資金が減る回数よりも増える回数が多くなるため、安定して資金が増えていきます。
突発的な乱高下発生時はストップがかかる
- 突発的な値動きで損するリスクが減る
- ロジックによる余計なエントリーがなくなる
- ロジックから外れた相場でトレードしなくなる
オリエントでは突然の相場の急騰・急落が発生したら自動で売買が止まる「自動売買停止機能」がついています。
相場の急騰・急落は誰にも読めないため、乱高下によって大きな損失を招くこともEAを使っていると珍しくありません。
オリエントは相場環境の変動による乱高下が発生したら自動で売買が停止になるため、ムダな損失から資金を守ってくれます。
オリエントのデメリット
「オリエント」にはさまざまなメリットがある反面、デメリットもいくつかあります。
特に次の3点はオリエントを使う上で知っておくべきポイントなので、ぜひ理解しておきましょう。
月間収支でマイナスになる時もある
オリエントは相場環境次第ではマイナス収支になるのも珍しくありません。
具体的には上の画像のように大きなマイナスがあると、月間収支でマイナスになる可能性があります。
オリエントのトレード勝率は100%ではないため、場合によっては月間収支でマイナスになるのを覚悟して利用しましょう。
メジャー通貨でトレードしない
- トレードに関する情報が取得しにくい
- 裁量トレードの参考にできない
- ボラティリティが大きく大損するリスクがある
オリエントは豪ドルを使った通貨ペアでトレードするEAです。
豪ドル自体がメジャー通貨ではないため、通貨の値動きに関するニュースが少なく、取引量もドルやユーロに比べると多くありません。
オリエントが対応している通貨ペアはレンジ相場を形成しやすい特徴がありますが、経済情勢や地政学リスクによって大きく乱高下する可能性があります。
完全放置する人なら大きな問題ではありませんが、EAのトレード情報を裁量トレードに反映させる人には少し使いづらいかもしれません。
FX会社選びを間違えると取引手数料を多く取られる
- マイナー通貨を使ってトレードする
- 取引回数が多い
オリエントは月間トレード回数が200回以上と非常に多いEAです。
トレード回数が多いと取引手数料やスプレッドによるコストが増えるため、トレード利益が目減りしてしまいます。
オリエントを使う時は取引手数料が安いFX会社で口座を開設しましょう。
取引手数料が安いFX会社はいくつかありますが、特におすすめなのが「Exness」です。
Exnessでは4つの口座タイプがあり、それぞれ取引手数料やスプレッドの狭さなどが違うため、さまざまなEAやトレードスタイルに合わせた口座が開設できます。
Exnessの特徴やメリット・デメリットについては下記ページで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
オリエントの口コミ
「オリエント」に関する口コミや評判を調べたところ、インターネット上には特にあがっていませんでした。
オリエントを使う・使わないの判断は特徴や運用実績やメリット・デメリットを参考にしてください。
オリエントの総評
- 豪ドルを中心下通貨ペアでトレード
- 逆張り中心にエントリー
- 1回のトレード利益が大きい
- トレード勝率がほぼ100%
- トレード回数が多く取引手数料がかさみがち
- 月間収支がマイナスになることもある
- 完全放置トレードしたいならおすすめ
ここでは「オリエント」のレビューを紹介しました。
オリエントは豪ドルを使った通貨ペアでトレードするEAで、頻繁にトレードして資産を増やしてくれます。
トレード勝率は100%ではないため損をするリスクはありますが、90%近い勝率で利益を出してくれるため、長期的にみると安定して資産を増やしてくれるEAです。
オリエントに興味がありましたら、ゴゴジャンで更に詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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