今回は河兵さんが制作した「Iam Clown FX(赤)」をレビュー、紹介していきます。購入するのに迷っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
「Iam Clown FX(赤)」の特長
「Iam Clown FX(赤)」の一番の特長はやはり、安定した収益性とその安全性です。ゴゴジャンの「リアル口座 EA稼働率」を見てみても、長期間稼働していてなおかつ稼働率が高いのはこの「Iam Clown FX(赤)」だけで、このEAがいかに孤高の存在となっているかがおわかりいただけると思います。
EA運用者が長期間稼働しているということは、運用者が使用をやめずに使い続けていることの現れであり、実用性の高さがこのデータからかいま見えてきます。
実際の運用データを見ると、開始当初に限っては含み損を抱えていたものの、一度プラスに転じてからは綺麗な上昇トレンドを描き続けており、その安定性が伺えます。
そして、このフォワードテストの期間が5年を超えているというのも、「Iam Clown FX(赤)」を導入する上での有力な安心材料となりますね!
通貨ペアはドル円のみ、そして利大・損小設計の、基本をしっかりおさえたシンプルでオーソドックスなEAです。
現在では、使っている人は多くもなく少なくもなくという状況ですが、もっともっと人気が出てもいい優秀EAと言えるでしょう。
それではこのEAについて、細かく見ていきましょう!
フォワードテスト
まずこのグラフでいちばんの注目ポイントは、「計測期間の長さ」です!
なんと、2014年末から2021年初頭までの約6年間の成績が表されています。
そして第2に、この長いフォワードテスト(実績データ)の中でもほぼ一定の上昇を続けており、「収益の安定性」が見て取れるかと思います。
バックテストではなく、フォワードテストでこの安定性はとても魅力的ですよね!
トレード頻度
トレード頻度は、2020年の場合、月平均約20回で、1日の中でトレードをしない日もあれば、1〜3回(最大4回)行う日もあるという状況でした。
決して回数が多いわけではありませんが、これくらいの頻度であれば、1ヶ月ごとにワクワクした気持ちを維持できそうですね。
これまでの収益
月単位で収益を見ると、結構まちまちではあります。
特に、マイナスになっている月があるのが少し気になりました。
過去の月次データを見てみても、この2020年のグラフと同じようにマイナスになっている月は毎年ありました。ただし、年単位で見れば安定してトータルプラスを維持しているので、長い目で見れば全く問題ないでしょう。
Iam Clown FX(赤)の性能
収益 | 192,525円 |
プロフィットファクター | 1.20 |
リスクリターン率 | 3.31 |
平均利益 | 1098円 |
平均損失 | -1540円 |
口座残高 | 1,192,525円 |
収益率(全期間) | 121.65% |
勝率 | 62.65% |
最大保有ポジション数 | 1 |
最大ドローダウン | 34.65%(58,202円) |
最大利益 | 16,720円 |
最大損失 | -13,160円 |
最新のデータはGogoJungleでご覧ください。
特に目立った点はありませんが、とにかく長期間実際に利益を上げていることが素晴らしいです。
平均損失が平均利益を上回ってしまっていますが、ここは勝率でカバーしているのでしょう。
Iam Clown FX(赤)のロジック
Iam Clown FX(赤)のエントリーロジック
基本的なトレードスタイルは、スキャルピングおよびデイトレードで、ほぼ全てのポジションを24時間以内に決済します。使用時間足は5分足です。
エントリーロジックは、大局面に対しての順張り・小局面に対しての逆張りで、押し目買いまたは戻り売りの基本に忠実なトレードスタイル。
エントリーロジックがオーソドックスなため、大きな相場環境の変化にも対応しやすいのが特長です。
保有ポジションは最大で1つまでで、非ナンピン、非マーチンゲールの安定重視のエントリー方法です。
そのため、次のポジションを持つ場合は、必ず今持っているポジションを決済してからとなります。
ロット数はデフォルトが0.1Lot(10000通貨)ですが、ここは運用者が自由に変更可能です。
ストップロスに関しては少し疑問点がありました。
「パラメータ設定」では、-130pipsと記載されていますが、フォワードテストの実績を見るとエントリー時には毎回エントリーポイントからおよそ-20pipsに設定されています。また、相場状況に応じてロスカットラインが変動する仕様になっているのか、実際のロスカットがエントリー時に設定したロスカットラインよりも広いことがあります。
しかし、ロスカットラインが広がることはあっても、テイクプロフィットラインはほぼ一定の+20pipsで固定されており、トレイリングストップにはなってないようです。
ロスカットラインは広がるのに、利益確定ラインは一定というのは「利大・損小設計」の観点から考えると少しおかしな感じもします。
利益は最大値が一定で+20pipsにもかかわらず、損失は-20pips以上となることがあるからです。
しかし、このEAの勝率は62%を超えているため、このように相場状況に応じてロスカットラインを広めにずらしていくことでロスカットにかかりづらくし、勝率アップに繋げているのかもしれません。
Iam Clown FX(赤)のクローズロジック
クローズロジックは複数搭載しています。
フォワードテストの実績を見ると、基本的には目標レートの+20pipsに到達した時点で決済しているようです。
または、ストップロスに達した時点でポジションをクローズします。
その他、パラメータ設定で選択可能な決済パターンを以下に記載します。
・トレイリングストップ
・エントリー後のローソク足経過本数でのクローズ
・週末の強制クローズ
・テクニカルインジケータでのクローズ (直近の変動幅を加味したクローズロジックやエントリー条件の対となるクローズなど。)
選択可能な決済パターンは、あくまでもオプションなので、まずはシンプルにデフォルトのクローズロジックを使えば大丈夫ですね。
Iam Clown FX(赤)の口コミ
ツイッターではこのEAに関するツイートがそれほど多くはありませんでした。しかし、わずかなツイートの中でも肯定的な内容しかなかったのが印象的でしたね!
まとめ
以上、「Iam Clown FX(赤)」のレビューでした。
とにもかくにも、このEAの特長は長期で安定した運用成績ですね。
バックテストと、長期間のフォワードテストに裏付けられた成績の安定感は、何よりもEA運用者に安心感を与えてくれることでしょう。
派手さはありませんが、堅実に資産を増やしていきたい方にはぴったりなEAだと思います。
フォワードテストでは0.1Lotの運用なので「利益が少ない」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、ロット数は運用者の好みで変更可能なので、「もっとリスクを取ってもいいから大きなリターンが欲しい!」という方はロットを上げて運用することも可能です。
ドローダウンに耐えられる証拠金さえ用意すれば、安心して運用できるのではないでしょうか。
これだけ安定した実績が出ていると、想像しただけでワクワクしてしまいますね!
もし、このEAに興味が湧いた方がいれば、ゴゴジャンのホームページで詳細をチェックしてみてください。
また、これからFX口座を開設したいという方は以下のページに飛んで開設方法などをチェックしてみてください。
私も使用しているXMの口座開設の手順について説明しています。
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