今回はピーヤさんが販売している「Trend Scalper USDJPY」のレビューを紹介します。
興味があればぜひ参考にしてください。
現在「Trend Scalper USDJPY」は販売を停止しています。「Trend Scalper USDJPY」以外のおすすめ自動売買ツール(EA)を下記で紹介しているので、ぜひチェックしてください。
Trend Scalper USDJPYのストラテジーについて
最初に「Trend Scalper USDJPY」について紹介します。
通貨ペア | USD/JPY |
取引スタイル | デイトレード |
最大ポジション数 | 4 |
最大ロット数 | 100 |
使用する時間足 | 5分足 |
最大ストップロス | 85 |
テイクプロフィット | 55 |
両建て | なし |
「Trend Scalper USDJPY」はUSD/JPYを使ってトレードするEAです。
トレンド相場の「押し目」「戻り目」を狙ったロジックを用いてエントリーポイントを探り、トレンドに乗って利益を増やしていきます。
エントリータイミングは「ZigZag」というインジケータを使います。
ZigZagインジケーターを使えば高値と安値がどこにあるか?が一目で分かるため、現在のトレンド事情も簡単に判断できます。
また各トレンドの押し目と戻り目もZigZagインジケーター用いればトレンド内のちょっとした安値と高値が表示されるため、押し目や戻り目が探しやすくなります。
元々トレンドの押し目・戻り目から入ってトレンドの流れに乗ったトレード戦略は、リスクが低くリターンが取りやすいため、裁量トレーダーの中でも人気の戦略です。
また最大ロスカットもしっかり設定されていますから、万が一トレンド相場からレンジ相場に変わったタイミングでエントリーしても大きな損失につながりません。
またボラティリティが低めの「USD/JPY」を使っているところを見るとしっかりリスク管理がされているEAと言えるでしょう。
Trend Scalper USDJPYの運用実績について
次に「Trend Scalper USDJPY」の運用実績について紹介します。
「Trend Scalper USDJPY」のこれまでの運用実績は次の通りです。
収益 | 477,843円 |
収益率 | 28.32% |
プロフィットファクター | 1.11 |
勝率 | 41.55% |
平均利益 | 7,166円 |
最大ドローダウン | 18.19% |
平均損失 | -4,610円 |
最大利益 | 30,030円 |
最大損失 | -34,768円 |
次にTrend Scalper USDJPYの2021年1月から2021年12月までの運用実績をまとめました。
トレード月 | 損益 | 勝率 | トレード回数 |
---|---|---|---|
2021年1月 | 129,181円 | 47.06% | 85回 |
2021年2月 | 43,130円 | 44.44% | 99回 |
2021年3月 | 199,354円 | 40% | 125回 |
2021年4月 | 3,677円 | 36.28% | 113回 |
2021年5月 | -117,576円 | 32.11% | 109回 |
2021年6月 | -99,418円 | 41.84% | 98回 |
2021年7月 | 217,803円 | 52.43% | 103回 |
2021年8月 | 59,655円 | 42.17% | 83回 |
2021年9月 | 179,702円 | 47% | 100回 |
2021年10月 | 146,954円 | 44.7% | 132回 |
2021年11月 | 83,758円 | 43.55% | 124回 |
2021年12月 | -216,611円 | 38.89% | 108回 |
Trend Scalper USDJPYはトレンド相場を見つけて順張りでエントリーしていきます。
相場にあるトレンドの流れを見つけて、その流れに乗ることができれば非常に大きな利益を上げることができます。
実際に2021年の運用実績を見ると月間利益が10万円以上を超えた月が5回もありました。
トレンド相場になれば大きな利益が期待できるのがTrend Scalper USDJPYの最大のポイントです。
その反面、相場が「レンジ相場」になると途端に利益を出すのが難しくなります。
そもそもトレンド相場か?レンジ相場か?については価格が動かないと分かりませんし価格がどう動くか?を正確に知ることはできません。
小さく見ればトレンド相場であっても大きく見たらレンジ相場だった・・・なんてことはFXにおいては普通にあります。
こうしたこともあって、Trend Scalper USDJPYは相場環境によって成績が大きく左右されるEAでもあります。
レンジ相場になると運用成績は下がってしまいますが、トレンド相場になれば大きく利益が期待できるEAと言えるでしょう。
Trend Scalper USDJPYのメリット
「Trend Scalper USDJPY」にはさまざまなメリットがあります。
特に次の3点は他のEAとは大きく違い点なので、ぜひ知っておきましょう。
1ヶ月に10万以上稼げる
Trend Scalper USDJPYはトレンド相場を見つけ、トレンドの押し目・戻り目でエントリーをして利益を狙うロジックを使っています。
そのため、上手にトレンド相場に乗りさえすればすいすいと利益が増えていきますので、月間で10万円以上の利益を出すことも珍しくありません。
FXはレンジ相場よりもトレンド相場の方が稼ぎやすいと言われており、押し目・戻り目からの順張りエントリーはトレードの基本的戦略でもあります。
Trend Scalper USDJPYはそんなトレードの基本戦略をロジック化したEAのため、トレンド相場には非常に強いのです。
「収益率」が高いトレードをする
収益率とは利益を推奨証拠金で割った数字のことで、収益率が高ければ高いほど少ない証拠金で大きな利益が狙いやすい数字として用いられます。
Trend Scalper USDJPYは勝率が40%台に対して収益率が28%と高い数字を出しています。
一時期ゴゴジャンで販売されているEAの中でもかなり高い収益率を誇っていたため「とにかく大きな利益を狙いたい」と考えている人にはおすすめのEAと言えるでしょう。
通貨ペア「USD/JPY」でトレードしている
Trend Scalper USDJPYが使っている通貨ペアUSD/JPY(ドル円)はボラティリティが低いため、価格の乱高下が起こりにくいのが特徴です。
そのため要人発言や各国の経済指標などによる影響が少なく、突発的に損切ラインにひっかかる・・・なんて事故が起こる可能性は低いです。
またUSD/JPYは日本人にとってもっとも馴染みが深い通貨ペアですから、FX初心者やEAを始めて使う人にもおすすめのEAともいえます。
Trend Scalper USDJPYのデメリット
「Trend Scalper USDJPY」はさまざまメリットがある反面、デメリットもあります。
特に次の3点はTrend Scalper USDJPYを利用するうえで知っておくべきポイントなので、しっかり理解しておきましょう。
収益のプラスとマイナスの差が激しい
Trend Scalper USDJPYは良くも悪くも相場に結果が大きく左右されるロジックのため、相場環境によってはマイナス収支になる事も珍しくありません。
実際に2021年の月別損益を見ても10万円以上稼いでいる月がある一方、10万円以上の損失を出している月もあります。
トレンド相場を狙ったロジックを使っている以上「ハイリスク・ハイリターン」な結果になりがちなので、Trend Scalper USDJPYを使う際は注意しましょう。
勝率は高くない
Trend Scalper USDJPYは全体を通して勝率が50%を下回っていますし、2021年の運用実績を見ても最高が52%と決して高くありません。
勝率が高ければ利確トレードが多くなり損失が少なくなるため、EAを選ぶ基準の1つに「勝率が高さ」を掲げている人にとってはあまり魅力的には感じないかもしれません。
とはいっても、勝率が高くても1回のトレード利益が少なく月間で10,000円も稼げないEAもたくさんあります。
また勝率が高いEAの多くは「ナンピン+マーチンゲール法」を採用しており、口座に入れてあるお金(証拠金)が少ないと強制ロスカットになるリスクを含んでいるものもあります。
Trend Scalper USDJPYは勝率のわりに収益率が高いため「少ない証拠金」で「大きな利益」を狙いたいなら、ナンピン+マーチンゲール法を使っているEAよりもおすすめです。
利用するFX口座が制限されている
Trend Scalper USDJPYのトレードスタイルは「デイトレード」で月間のトレード回数も非常に多いです。
そのためUSD/JPYのスプレッド幅が狭いFX口座を使わないとスプレッドによるリスクが大きくなってしまうため、Trend Scalper USDJPYを使う際はUSD/JPYのスプレッド幅が狭いFX会社の口座を開設しましょう。
上で紹介したFX会社の他に、タイプによってはスプレッドがゼロになる「Exness」もおすすめです。
Trend Scalper USDJPYの口コミ
次に「Trend Scalper USDJPY」の口コミについて調べてみたところ、インターネット上にTrend Scalper USDJPYに関する口コミはあまり見られませんでした。
販売が2020年9月と決して最近販売されたものではありませんから、おそらくあまりここまで人目につかなかったのでしょう。
とはいえ「人気がないEA=劣悪なEA」というとそんなことはありません。
1ヶ月ごとにみると損益の乱高下は激しいものの2021年の年間収支はプラスで終わっているため、長い目で稼働させれば利益もたらしてくれるEAであることは間違いありません。
また過去11年のバックテストの結果を見ても年間収支がマイナスになった年は1回もありません。
以上の結果を見ると、Trend Scalper USDJPYは長期的に運用すれば大きな利益を作ってくるEAだというのが分かります。
負けた時のリスクは多少あるものの、まとまったお金を作ってくれるEAを探しているならTrend Scalper USDJPYはぜひ候補の1つとして考えていいでしょう。
最後に
以上「Trend Scalper USDJPY」のレビューを紹介しました。
Trend Scalper USDJPYはトレンド相場を読み取り、押し目・戻り目でエントリーすることで大きな利益を狙うロジックを採用したEAです。
相場環境によって結果が左右されるものの、相場がトレンド相場になれば大きく稼いでくれるため、まとまったお金を稼いでくれるEAを探している人におすすめです。
Trend Scalper USDJPYの具体的な特徴や細かい運用実績についてはゴゴジャンでも詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
現在「Trend Scalper USDJPY」は販売を停止しています。「Trend Scalper USDJPY」以外のおすすめ自動売買ツール(EA)を下記で紹介しているので、ぜひチェックしてください。
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