今回はAlitoさんが制作した「Optimum Lots(最適ロット計算&ワンクリック取引ツール)」をレビュー、紹介していきます。
購入を迷っているならぜひ参考にしてください。
Optimum Lotsの概要
Optimum Lotsは自分が許容できる最大ドローダウンをもとに最適なロット数を自動で計算してくれるツールです。
1回のトレードで失敗した時に許せる損失額(余剰資金の割合)とロスカットの幅を入力するだけで、各通貨ペアで何ロットエントリーすればいいかが一目で分かります。
そのためロットミスによって大きな損失を被るのを防ぎ、安全にトレードができるようになるのです。
Optimum Lotsのメリット
Optimum Lotsを使うことで次の4つのメリットが得られます。
最適ロットを使った取引がすぐにできる
トレードで大事なのは自分に最適なロットでエントリーすることです。
最適なロットでエントリーしないと万が一トレードに失敗した時に大きな損失を被り、トレードの継続が困難になる恐れがあります。
しかし自分にとっての最適ロットを導き出すにはいちいち計算しないといけないため、トレードに時間がかかってしまいますよね?
Optimum Lotsは余剰資金とロスカットの幅から自分が許容できるドローダウンになる最適ロットを自動で計算してくれます。
そのため、計算する手間と時間が省かれ相場予想やトレードに集中できます。
成行注文だけでなくIFO注文もできる
Optimum Lotsは最適ロットの計算だけでなくそのままエントリーもできます。
さらにエントリーする時にあらかじめ入力したロスカット幅に損切注文することもできますし、利確注文も一緒にできます。
- ワンクリック取引のロック・アンロック切替
- 通貨選択リストボックス
- Bid(成行売り注文)ボタン
- Ask(成行買い注文)ボタン
- 売りポジション全決済
- 買いポジション全決済
- 損切注文の同時発注(チェックを外すとしなくなる)
- 利確注文の同時発注(チェックを外すとしなくなる)
- 全ポジション一括決済
- 発注するロット数(計算されたロット数が自動で入力される)
- 最適ロットアンロック(主導でロット数が変更できるようになる)
- 現在選択中通貨ペアポジションの総ロット数
- 現在選択中通貨ペアポジションの平均レート
- 現在選択中通貨ペアポジションのpips
- 現在選択中通貨ペアポジションの評価損益
- 選択中の通貨ペアに関する情報
- バーストショット(チェックを入れると数値ボックスで指定した値で、成り行き注文時のロット数を分割して連続発注する)
- 分割ロット(オプションで設定した分割数とロット割合で成行注文+ストップまでの指値注文を同時に発注するようになる)
もちろん、損切注文や利確注文が不要であればチェックを外すだけで注文を入れないようにできますし、損切注文だけを入れることもできます。
自分のトレードスタイルに合った使い方ができるため、初心者から上級者まで使えるツールですよ!
CFDにも対応している
Optimum LotsはFX以外にもCFD(先物銘柄)にも対応しているため、CFDをしている人にもおすすめです。
トレーダーの中には外国為替だけでなく先物銘柄でも取引している人も少なくありません。
外国為替だけでなく先物でもトレードしている人も使えるツールです。
ただしCFDでOptimum Lotsを使う場合、銘柄によっては入力したドローダウンと実際のドローダウンとで誤差が生じるものもあります。
特に0.1や1.0単位でロット数を調整するロットステップが大きい銘柄でOptimum Lotsを使う場合は誤差が生じやすいので注意しましょう。
ストップロスやテイクプロフィットが一目で分かる
Optimum Lots内にある「Draw S/L line」にチェックを入れると、MT4内に2本の線が出てきます。
この2本の線は現在の価格から計算したストップロスとテイクプロフィットのラインで、視覚的にストップ位置を教えてくれます。
特にロスカットを置く場所は数値よりもチャートに引いた水平線を元に決める人も多いです。
そういう人はあらかじめ「Draw S/L line」チェックを入れておけば水平線を引いて現在価格から水平線の距離を調べてロスカットの数値を入力して…といった手間をかけなくても最適ロットが導き出せます。
もちろんロスカット幅の数値を替えると水平線も移動するので、よりすばやく最適ロットが分かります。
Optimum Lotsのデメリット
許容できる最大ドローダウンから最適ロットを自動で計算してくれるOptimum Lotsですが、デメリットもあります。
自動で売買してくれない
Optimum Lotsはあくまでも最適ロットを自動で計算してくれるツールであり、自動売買機能はありません。
そのためOptimum Lotsを導入したからと言ってFXで勝てるわけではなく、自身でトレードの勉強や練習が必要になります。
Macには対応していない
Optimum LotsはWindowsDLLを使用しているため、Windowsのみで使えます。
つまりMacでトレードしている人はOptimum Lotsを購入しても使えません。
Optimum Lotsを使いたいならOSをWindowsに切り替えるか新しくWindowsのパソコンを買うしかありませんね。
MT4がないと使えない
Optimum LotsはEA(エキスパート・アドバイザー)ですからMT4を導入しているのが大前提となっています。
MT4以外のチャートでFXトレードをしている人はOptimum Lotsを買っても使えないので注意してください。
Optimum Lotsの使い方
Optimum Lotsの導入から使い方まではYouTubeに解説動画があるのでそちらを参考にしてください。
動画で解説された内容を「導入方法」と「使い方」に分けてまとめると次のようになります。
Optimum Lotsの口コミ
こんな計算ツールを待ってました。
GogoJungle
とにかく機能としては素晴らしいの一言。
たまにあるバグ修正をなんとか…
それでも星5です。ありがとうございます。
もう少し簡素化でよいのでは
GogoJungle
とても便利で良い商品だと思いますが、機能がいろいろ付いていて使いこなせずにいます。マニュアルも分かりずらく、初心者には難しく感じます。分かりやすく教えてくだされば幸いです。
神
GogoJungle
頭の中で高出来たら便利だな。と思っていた事がインジケーターとしてあって驚きました。
最高です。
Optimum Lotsの口コミについて調べてみると、おおむね高評価な意見が多かった印象があります。
中にはバグがあったりマニュアルが読みづらいという声もありましたし、古い口コミには様々な要望も書いてありました。
ただ、こういった声を反映してOptimum Lotsは日々改善されています。
実際に「資金の何%を損失許容額とするかではなく、何円損失許容額にするかを決めて損失額に合わせたlot数を自動で出してくれる機能も欲しいです」という声があってから損失許容金額を割合ではなく金額(円)で決められる機能がつきました。
こういったのを見るとOptimum Lotsは今後利用者の声を聞いてより進歩していく可能性を感じられますね。
最後に
以上「Optimum Lots」に関するレビューでした。
今までいちいち計算して最適ロットを出していた作業がこれ1つで簡素化できるため、特に初心者トレーダーにはおすすめのEAと言えるでしょう。
またIFO注文など複雑な注文もワンクリックでできるだけでなくCFDにも対応しているため、今後トレードの幅を広げてもそのまま使える使い勝手のいいEAです。
残念ながら自動売買機能はついていませんから、トレードの勉強は必要になります。
しかし自身で売買を行う裁量トレーダーからすると、面倒な作業を全てOptimum Lotsが補ってくれますから相場分析に集中できるようになります。
Optimum Lotsに興味が出てきたらゴゴジャンの紹介ページから詳細をチェックしてくださいね。
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