
「ドル円の自動売買を始めたいけれど、どのEAが信頼できるのか分からない」「ランキング上位のEAを買って失敗したくない」——そんな悩みを抱えていませんか。
GoGoJungleのリスクリターンランキング(全期間)で1位を獲得しているEAが、今回紹介する「WAVE For USDJPY」です。
2016年12月の発売から長期にわたりドル円(USD/JPY)専用で稼働し、フォワードテスト通算1,598取引・収益率108.32%という成績が公式に公開されています。
しかし、「ランキング1位」という言葉だけで飛びつくのは禁物です。
この記事では、公式ページの情報をもとに、WAVE For USDJPYのロジック・実績数値・注意点まで包み隠さずお伝えします。
読み終える頃には、このEAが自分のスタイルに合うかどうかを自分で判断できるようになるはずです。
WAVE For USDJPYの特徴・機能
WAVE For USDJPYは、MT4専用・ドル円1分足を対象としたスキャルピング逆張りEAです。
開発者はPANDA氏。
2016年発売・バージョン2.0という実績ある商品です。
スプレッド自動検知とボラティリティ計測でエントリー
WAVE For USDJPYの最大の特徴は、エントリー判断の仕組みにあります。
公式説明では「変動スプレッドに対応する設計で、スプレッド値を自動検知後にボラティリティを計測してエントリー」と説明されています。
つまり、スプレッドが広い悪環境では自動的にエントリーを見送る仕組みです。
スキャルピングはスプレッドコストの影響を特に受けやすい手法です。
この自動検知機能は、コストが大きくなる場面でのエントリーを防ぐ実用的な設計といえます。
ナンピン・マーチンゲールなし、シンプルなロジック
多くのスキャルピングEAが抱えるリスクの一つが、ナンピン(含み損のポジションを追加購入してコストを下げる手法)やマーチンゲール(負けるたびにロットを倍増させる手法)です。
WAVE For USDJPYは「ナンピン・マーチンゲール無し、シンプルなロジック構成で開発」と公式に明記されています。
加えて、「カーブフィッティングを実施しておらず、どんな相場でも通用することを目指している」という設計方針が公開されています。
損切り(ストップロス)に到達した場合は潔くロスカットし、次のトレードへ移る損切り重視の設計です。
含み損を抱えたまま無制限に待ち続けるタイプのEAとは、根本的に考え方が異なります。
トレーリングストップによる利確と複利機能
通常のEAは固定の利確幅でポジションを決済しますが、WAVE For USDJPYはトレーリングストップ(価格が有利な方向に動いた分だけ損切り水準を追随させる機能)を使った利確を採用しています。
利益が伸びる局面では利確を引っ張り、反転した時点で決済するため、好調な相場では利益を大きく伸ばしやすくなります。
また、複利機能も搭載されており、残高の増加に応じてロット数を自動調整する運用が可能です。
単利(固定ロット)と複利(資金比例ロット)はパラメータで選択できます。
WAVE For USDJPYを使うメリット
GoGoJungleリスクリターン全期間1位の長期実績
WAVE For USDJPYの最も目立つ優位性は、GoGoJungleのリスクリターンランキング全期間1位という実績です。
公式ページに掲載されているフォワードテストの数値(バージョン2.0)は以下のとおりです。
- 総取引数: 1,598回
- 勝ち: 995回 / 負け: 603回
- 勝率: 62.27%
- プロフィットファクター(PF): 2.13
- 収益率: 108.32%
- 最大ドローダウン: 3.59%(79,166円)
- 平均利益: 3,323円
- 平均損失: −2,574円
PF2.13は、損失1円に対して利益2.13円を積み上げた計算です。
最大ドローダウンが3.59%という低さは、リスクリターン比率の高さを裏付けています。
1,598回という取引数は、統計的に意味のあるサンプルとして評価できます。
5万円から始められる少額対応
公式情報では、最小運用資金の目安として5〜10万円が示されています(複利機能を活用した場合)。
ロットは最大30に設定されており、リスク値(Risk)パラメータを下げれば小ロットでの稼働も可能です。
大きな資金を用意できない初心者でも始めやすい入口が用意されています。
パラメータを自分でカスタマイズできる
WAVE For USDJPYは主要パラメータを自由に変更できます。
- MaxPos(最大同時ポジション数): デフォルト4
- SL(ストップロス): 5pips(最大15pips以下を推奨)
- MaxSpread(最大スプレッド上限): 8(0.8pips相当)
- TrailingStart(トレーリング開始幅): 2.0pips
スプレッド上限を自分の口座のスプレッド環境に合わせて設定したり、ポジション数やリスクを絞ったりと、自分のリスク許容度に応じた調整が可能です。
知っておきたいデメリット・注意点
WAVE For USDJPYには優れた成績がある一方で、購入前に理解しておくべき注意点もあります。
推奨ブローカーはOANDA社プローコースのみ実績あり
公式ページでは「OANDA社プローコースで試験済み」と明記されています。
逆に言えば、他のブローカーでの稼働はバックテストしか検証されていません。
使いたい口座がある場合は、まずバックテストで動作を確認してから本稼働に移ることをおすすめします。
また「ストップレベルが0の業者を推奨」という条件もあります。
ストップレベルとは、価格から損切り・利確の注文を出せる最低距離のことで、この値がゼロでない業者では注文が通らない場合があります。
手持ちの口座がこの条件を満たすかどうかの事前確認は必須です。
通信速度と稼働環境に依存する
スキャルピングEAは、1分足単位で素早い注文を繰り返す性質上、ブローカーのサーバーへの通信速度が成績に影響します。
公式も「ブローカーサーバへの通信スピードが早い環境で稼働することをお勧め」と注意書きを掲載しています。
自宅PCを朝夜だけ起動する運用では、約定遅延や夜間の未稼働による機会損失が生じます。
VPS(仮想専用サーバー)での24時間稼働が実質的に必要な環境です。
バックテストの成績は将来を保証しない
公式の10年バックテスト(Risk=100、複利)では「10万円スタートで10年間利益5億円超え」という数字が記載されています。
しかしこれはあくまでリスク=100というハイリスク設定での過去シミュレーションであり、将来の利益を保証するものではありません。
公式にも「バックテストの結果は過去のデータによる検証であり、将来の投資利益を保証するものではない」と明記されています。
高収益数字の背後にあるリスク設定の高さを正しく理解することが重要です。
WAVE For USDJPYの始め方・設定手順
Step1: OANDAのプローコースで口座を開設する
最も確実な環境は「OANDA社プローコース」です。
ストップレベルが0であることと、実際の取引成績が確認されていることを考えると、まずはOANDA口座で稼働させることをおすすめします。
Step2: VPSを用意してMT4を24時間稼働させる
スキャルピングEAは24時間動き続けることが前提です。
自宅PCでは電源を落とした間の取引機会を逃すほか、約定環境も不安定になりがちです。
月額1,000〜2,000円程度のVPSサービス(ロリポップ、お名前.comなど)を契約してMT4を常時起動しておくのが一般的な運用スタイルです。
Step3: 最初はデフォルトパラメータで小ロット稼働
初期稼働は、デフォルト設定のままRiskパラメータを下げた小ロットで始めることをおすすめします。
エントリー頻度、スプレッドの影響、含み損の推移を実際に確認してから、自分の資金状況とリスク許容度に合わせてパラメータを調整しましょう。
MaxSpread(スプレッド上限)は、自分の口座の通常スプレッドより少し大きめに設定しておくと、エントリー機会を極端に絞らずに済みます。
Step4: 稼働中の成績をGoGoJungleで継続確認する
GoGoJungleに掲載されているフォワードテスト成績は、実際のフォワード環境での結果です。
稼働中は自分の成績との比較材料として活用し、大きな乖離が生じた場合は稼働環境(スプレッド・通信速度)の見直しを検討しましょう。
価格と購入について
WAVE For USDJPYの販売価格は39,800円(税込)です。
GoGoJungleでの買い切り購入となります。
バージョン2.0として提供されており、2017年1月にVer1.7でパラメータ微調整が行われた経緯も公開されています。
開発者のPANDA氏が継続的にメンテナンスを行っている点は、長期運用にとって安心材料です。
GoGoJungleでの購入なので、国内プラットフォームのサポート体制のもと取引が完結します。
まとめ:WAVE For USDJPYはこんな人におすすめ
最後に、この記事の要点を3行でまとめます。
- GoGoJungleリスクリターン全期間1位の実績を持つドル円専用スキャルピングEAで、1,598取引・勝率62.27%・PF2.13・最大DD3.59%のフォワード成績が公開されている
- ナンピン・マーチンゲールなし、ストップロス重視のシンプルな設計で、5〜10万円の少額から稼働可能
- 推奨ブローカーはOANDA社プローコースのみ実績あり、かつVPS稼働が実質必須のため、環境整備コストを含めた検討が必要
おすすめなのは、ドル円の自動売買を始めたい方で、長期実績のあるEAを重視する人、ナンピンやマーチンゲールの爆発リスクを嫌う人、OANDAやそれに近いスプレッド環境を用意できる人です。
逆に、他の証券会社でバックテスト検証なしで動かしたい方や、VPS費用をかけたくない方、短期間のフォワード実績で即断したい方は、導入前に慎重な検討が必要でしょう。
GoGoJungleランキング全期間1位という長い実績は、簡単に作れるものではありません。
環境面の条件が合う方にとっては、有力な選択肢の一つです。
まずは公式ページで最新のフォワード成績と条件を自分の目で確認してみてください。
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