
EAを選ぶとき、勝率の高さだけで判断していないでしょうか。
勝率83%台でも、1回の平均損失が平均利益の4倍を超えるなら、運用の余裕は数字の印象ほど大きくありません。
Forex Brown Bear for Dは、EUR/USDを対象とするMetaTrader 4用の自動売買システムです。
公式ページでは国内証券向けに調整したスキャルピングEAと案内され、2012年4月24日から販売されています。
2026年7月20日に公式商品ページを確認したところ、価格は20,366円(税込)で、購入ボタンとカートへの追加ボタンが表示されていました。
全期間のフォワード表示は、2,374取引、勝率83.74%、プロフィットファクター1.11、最大ドローダウン20.29%です。
長い期間のデータを確認できる点は魅力です。
一方、平均利益1,074円に対して平均損失は-4,963円で、損失側が約4.6倍あります。
この記事では2026年7月20日時点の公式表示を基準に、良い数字と厳しい数字の両方を読み解きます。
Forex Brown Bear for DはEUR/USDを最大4ポジションで狙うMT4スキャルピングEA
国内証券での運用を意識したEUR/USD用EA
Forex Brown Bear for Dは、EUR/USDを対象とするMT4専用EAです。
公式説明では、国内証券口座のレバレッジ環境でも運用しやすいように調整した商品とされています。
公式ページの運用可能会社欄には、アヴァトレード、楽天証券、FOREX.com、FXTFなどが表示されています。
加えて、MT4採用会社で利用できる旨も案内されています。
ただし、MT4を採用していれば取引条件まで同じとは限りません。
スプレッド、約定力、GMT設定、最小ロットは会社ごとに異なるため、利用口座での動作確認が必要です。
White Bear V2のBrown Bearモードを独立
公式の商品説明によると、Forex Brown Bear for DはWhite Bear V2に含まれていたBrown Bearモードを切り離し、設定をやや厳しくしたEAです。
取引数を抑える代わりに、1回ごとの損益設計を明確にする考え方が示されています。
商品名だけではロジックの中身を判断しにくいものの、まったく新しい戦略ではありません。
既存EA内の一つのモードを独立させた派生商品である点は、購入前に理解しておきたい位置づけです。
Take Profit 14・Stop Loss 60・最大4ポジション
公式説明に記載された初期設定は、Take Profitが14pips、Stop Lossが60pipsです。
説明上の平均は利益が約10pips、損失が約30pipsとされています。
最大保有数を決めるmaxtradesは4です。
販売者も、4ポジションがすべてストップにかかる場合があるとして、ロットを上げすぎないよう注意を促しています。
最大4ポジションが同時に損切りされる局面を前提に資金量を決める必要があります。
1回の勝ち幅だけを見てロットを引き上げる運用には向きません。
複利管理・移動平均クローズ・時間切れ機能
パラメータには、複利と単利を切り替えるmm、移動平均線を使う決済機能Use_MA_close、時間経過後に建値決済へ切り替えるtimeout_functionが用意されています。
公式記載の初期値は、mmがtrue、Use_MA_closeがtrue、timeout_functionがtrue、timeoutが90分です。
固定ロットだけでなく、口座状況に応じてロットを計算する運用が可能です。
ただし、複利を有効にすると残高変動に合わせて取引量も変化します。
初回から複利で本番稼働せず、デモ口座で最大4ポジション時の必要証拠金を確認するのが安全です。
2012年販売開始・2,374取引の長期フォワードを最新表示で確認
2026年7月20日時点の全期間成績
GoGoJungle公式商品ページに表示された全期間の数値は次のとおりです。
- 収益: 219,852円
- 口座残高: 1,219,852円
- 初期額: 1,000,000円
- プロフィットファクター: 1.11
- リスクリターン率: 1.01
- 勝率: 83.74%(1,988勝 / 2,374取引)
- 平均利益: 1,074円
- 平均損失: -4,963円
- 最大利益: 4,876円
- 最大損失: -9,802円
- 最大保有ポジション数: 4
- 最大ドローダウン: 20.29%(217,974円)
- 推奨証拠金: 763,032円
- 含み収益: 0円
フォワード成績は閲覧時点で変動します。
購入を検討するときは、上記の数値を固定的な成績表と考えず、公式ページで現在値を再確認してください。
2,374取引から損益構造を判断できる
フォワードの取引数は2,374件です。
数回から数十回だけの実績よりも、勝率や平均損益の傾向を読み取りやすいサンプル数といえます。
2012年4月24日から販売が続いていることも、短期間で販売終了したEAにはない判断材料です。
相場環境が何度も変化した期間をまたいで、現在も購入可能な状態が確認できます。
ただし、販売期間とフォワードの稼働期間が完全に一致するとは限りません。
「14年以上販売されている」ことと「14年間連続で同じ条件の口座を稼働した」ことは分けて考える必要があります。
20,366円と公開データの確認しやすさ
販売価格は20,366円(税込)です。
購入画面へ進む前に、全期間、2年、1年、6カ月、3カ月、1カ月の期間を切り替えて成績を比較できます。
直近だけ好調なのか、長期成績と同じ傾向なのかを自分で点検できることは利点です。
バックテストの説明だけでなく、現在更新されているフォワード表示を確認できるため、判断の根拠を持ちやすくなります。
Forex Brown Bear for Dを選ぶ前に確認したい3つのポイント
Forex Brown Bear for Dは、商品選びで迷いやすい項目が比較的はっきりしています。
購入前は、次の3点だけ確認すれば運用イメージを作れます。
- EUR/USD専用:複数の通貨ペアを一つのEAで動かすのではなく、EUR/USDに役割を絞ります
- MT4専用:MT5ではなく、MT4を使えるFX会社とVPS環境を用意します
- 短期売買向けの設定:Take Profit 14pips、Stop Loss 60pips、最大4ポジションが公式説明に掲載されています
取引対象とプラットフォームが明確なので、すでに別の通貨ペアを運用している人でも、追加候補として比較しやすい商品です。
価格は20,366円(税込)です。
購入費用と運用資金を分けて考え、公式ページの設定と自分の口座環境を照らし合わせてから始めましょう。
2,374取引の公式表示とForex Brown Bear for Dの販売条件
公式商品ページでは、全期間、2年、1年、6カ月、3カ月、1カ月の期間を切り替えて成績を確認できます。
購入前に期間を変えられるため、長期の表示だけでなく、直近の取引状況も自分で確認できる設計です。
2026年7月20日に確認した全期間の表示では、取引数2,374回、勝率83.74%、PF1.11、最大ドローダウン20.29%、推奨証拠金763,032円が掲載されていました。
これらは公式ページ上の表示を記録したもので、口座条件や確認時期によって変わる可能性があります。
Forex Brown Bear for Dは、短期間のランキングだけで判断する商品ではありません。
2012年4月から販売されているEUR/USD用EAとして、販売期間と公開データを合わせて確認できる点が特徴です。
商品ページには購入ボタンとカートへの追加ボタンが表示され、価格は20,366円(税込)です。
口コミの印象だけで決めるのではなく、EUR/USD・MT4・スキャルピングという商品固有の条件が自分の運用方針に合うかを確認しましょう。
MT4への導入手順と複利・GMT・最大4ポジションの設定
購入からEAファイルを配置するまで
GoGoJungleの標準的なMT4 EA導入手順は次のとおりです。
- GoGoJungleでForex Brown Bear for Dを購入する
- マイページから圧縮ファイルをダウンロードして展開する
- MT4の「ファイル」から「データフォルダを開く」を選ぶ
- 「MQL4」内の「Experts」フォルダへEAファイルを配置する
- MT4を再起動し、「ツール」から「オプション」を開く
- 「エキスパートアドバイザー」で自動売買と必要なDLL利用を許可する
- 指定されたEUR/USDチャートへEAを適用する
Web認証が成功したことを確認してから、自動売買を有効にします。
GoGoJungleの案内では、1つのEAにつきリアル口座1つとデモ口座1つを利用できます。
初期パラメータを記録してから変更する
公式説明に掲載された主な初期値は次のとおりです。
- MAGIC: 868686
- slippage: 3
- mm: true
- lots: 0.1
- leverage: 10
- takeprofit: 14
- stoploss: 60
- maxtrades: 4
- Use_MA_close: true
- timeout_function: true
- timeout: 90
- WinterGMTshift: 9
- SummerGMTshift: 9
- NY_summertime: false
mmをtrueにすると複利運用、falseにするとlotsで指定した固定ロットによる単利運用になります。
leverageは複利時のロット計算に使う設定で、maxtradesが4なら1ポジションあたり4分の1として計算する旨が説明されています。
GMTとサマータイムは利用会社に合わせる
GMT設定を誤ると、本来とは異なる時間帯にエントリーする恐れがあります。
公式説明ではWinterGMTshiftとSummerGMTshiftの初期値が9、NY_summertimeがfalseです。
一方、アヴァトレードの設定例は冬時間0、夏時間0と案内されています。
初期値をそのまま使うのではなく、利用するFX会社のサーバー時間とサマータイム方式を確認してください。
本番前にデモ口座で4点を検証する
本番稼働へ移す前に、次の4点をデモ口座で確認します。
- Web認証が成功し、EUR/USDでエントリーするか
- 最大4ポジションを保有したときの必要証拠金
- スプレッドとスリッページを含む実口座候補の約定差
- GMT、サマータイム、90分の時間切れ機能が想定どおり動くか
最初はmmをfalseにして小さな固定ロットで挙動を観察すると、複利によるロット変動を切り離して確認できます。
公式表示と自分の口座環境を比較し、動作確認後に稼働を始めましょう。
Forex Brown Bear for Dを選ぶ理由と購入前の確認点
Forex Brown Bear for Dは、EUR/USDの短期売買をMT4で自動化したい人にとって、役割が分かりやすいEAです。
選ぶ理由は、次の3つに整理できます。
- EUR/USD専用のため、他の通貨ペア用EAと役割を分けて比較できる
- Take Profit、Stop Loss、MA決済、90分の時間切れ決済など、設定項目を確認しやすい
- 20,366円(税込)で購入でき、2012年からの商品データを公式ページで確認できる
購入前は、MT4を利用できるFX会社、EUR/USDの取引条件、WinterGMTshiftとSummerGMTshiftの設定を確認してください。
公式ページに表示される期間別データを開き、取引数やPFの推移を自分の判断材料に加えることもできます。
Forex Brown Bear for Dは、EUR/USDのスキャルピングEAを一つの候補として比較したい人、設定を確認しながらMT4運用を始めたい人に向いています。
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