ここではぱぱんさんが販売しているEA「朝から晩まで」のレビューを紹介します。
興味があればぜひ参考にしてください。
朝から晩までのストラテジーについて
最初に「朝から晩まで」のストラテジーについてまとめました。
通貨ペア | USD/JPY |
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード |
最大ポジション数 | 3 |
最大ロット数 | 0.1 |
使用する時間足 | 5分足 |
最大ストップロス | 100 |
テイクプロフィット | 10 |
両建て | なし |
「朝から晩まで」はUSDJPY(ドル円)を使ってトレードするEA(自動売買)です。
「朝から晩まで」はポジションの保有時間が12時間前後で、翌日までポジションを持ち越しません。
具体的には日本時間の早朝(6時~9時)にエントリーし、21時には持っているポジションを決済します。
ただし21時以前にテイクプロフィット(10pips)に到達した時点で決済し、翌日以降にポジションを持ち越しません。
またエントリーとは逆の方向に言った場合でも、ナンピンをしてポジションのコストを下げます。(ただしナンピンする回数は2回まで)
トレードで使う時間足は5分足ですが、相場分析は長期足をMACDとローソク足の形状を元に相場の流れを調べるため、リスクの高いトレードはほとんどしません。
必ずその日のうちに決済するため、勝ち負けがハッキリ分かるEAです。
朝から晩までの運用実績について
次に「朝から晩まで」の運用実績についてまとめました。
朝から晩までのこれまでの運用実績は次の通りです。
収益 | 58,550円 |
収益率 | 18.60% |
プロフィットファクター | 1.25 |
勝率 | 65.15% |
平均利益 | 1,138円 |
最大ドローダウン | 24.45% |
平均損失 | -1,703円 |
最大利益 | 4,090円 |
最大損失 | -11,300円 |
次に朝から晩までの2021年1月から2021年12月までの運用実績をまとめました。
トレード月 | 損益 | 勝率 | トレード回数 |
---|---|---|---|
2021年1月 | 5,100円 | 100% | 4回 |
2021年2月 | 7,210円 | 75% | 12回 |
2021年3月 | 11,200円 | 71.43% | 14回 |
2021年4月 | 2,640円 | 66.67% | 14回 |
2021年5月 | 1,810円 | 66.67% | 3回 |
2021年6月 | 1,960円 | 76.47% | 3回 |
2021年7月 | 8,020円 | 100% | 17回 |
2021年8月 | 3,480円 | 80% | 3回 |
2021年9月 | 5,270円 | 100% | 10回 |
2021年10月 | 1,270円 | 46.15% | 13回 |
2021年11月 | 12,380円 | 72.22% | 18回 |
2021年12月 | 12,000円 | 85.71% | 7回 |
「朝から晩まで」の運用実績を見ると、利益の見込みが高いところでしかエントリーしないEAだというが分かります。
具体的には2021年の運用実績を見ても月間トレード勝率がかなり高く、月によっては負けなし(勝率100%)の月もあるため、しっかりエントリーするポイントを厳選していると考えていいでしょう。
また朝から晩までは1日1回必ずエントリーするわけではなく、利益の見込みが難しい相場環境の場合は無理してエントリーしません。
その証拠にポジショントレード回数を見ると必ずしもエントリーするわけではなく、月によってはトレード回数が5回未満の時もあります。
以上の点から朝から晩までは長期足のチャート分析によって勝率が高いところでのみエントリーし、小さな利益をコツコツ積み上げてくれるタイプのEAであると言えるでしょう。
朝から晩までのメリット
「朝から晩まで」にはさまざまなメリットがあります。
特に次の3点は他のEAと比べると大きな違いでもありますので、ぜひ知っておきましょう。
勝率の高いトレードをしてくれる
朝から晩までは日本時間の早朝にエントリーし、21時には強制的に決済するデイトレード型のEAです。
しかし1日1回必ずポジションを持つわけではなく、利益を出すのが難しい相場環境の場合は無理してエントリーしません。
そのため必然的に勝ちトレードの回数が増えるため勝率の高いトレードをしてくれます。
翌日以降にポジションを持ち越さない
「朝から晩まで」は日本時間の早朝に持ったポジションを21時までには必ず決済し、翌日以降にポジションを持ち越しません。
ポジションを翌日以降に持ち越すと上記であげたようなリスクがありますが、朝から晩まではポジションを手放すことでこうしたリスクを回避しています。
特に土日に何か出来事が起こると相場への反映は週明けになり、その影響によって窓ができたり相場が大きく変動したりしてもポジションを手放すことができません。
朝から晩までは、こうしたポジション持ち越しによるリスクとは無縁のトレードができるため、計画的にFXで利益を増やしてくれるEAなのです。
USDJPYでリスクが低いトレードをしてくれる
朝から晩まではUSDJPYを使ってトレードするEAです。
USDJPYは他の通貨ペアと比べるとリスクが低いため、大きな損失を被るリスクが低く安定したトレードが期待できます。
そのため「ハイリターン」よりも「ローリスク」を重視する人には朝から晩まではおすすめのEAと言えるでしょう。
朝から晩までのデメリット
「朝から晩まで」にはさまざまなメリットがある反面、いくつかのデメリットもあります。
特に次の3点は「朝から晩まで」を使う上で知っておくべきポイントなのでしっかり理解しておきましょう。
損切することもしばしばある
朝から晩までは日本時間の早朝にエントリーしたポジションを21時には必ず決済します。
そのため保有しているポジションが含み損を抱えていたとしても、21時になったら決済(損切)するため、収支がマイナスになる可能性もゼロではありません。
とはいえ早めに損切することで損失額を最小限に抑えられるため、他のEAに比べると損失額は小さく済みます。
また朝から晩までを実績を見ると連敗した記録はあまり見かけないので、トレードで損失を出しても深刻に考える必要はないかもしれません。
大きなトレンドを最大限に活用できない
朝から晩までは長期足のチャートを分析して相場の流れを読み取り、5分足で最大10pipsの利幅を狙ってトレードするEAです。
テイクプロフィットが10pipsで設定されていて、1回のトレードで10pips以上の利益が狙える場面でもテイクプロフィットに到達した時点で決済するため、大きな利益を手にする機会はほとんどありません。
またエントリーも日本時間の早朝にしかしないため、大きく利益を狙うチャンスをみすみす逃すことになります。
朝から晩までは長期的に手堅くコツコツ積み上げていくタイプのEAではあるものの、ある程度相場環境が読める人からするともったいなさを感じることが多いかもしれません。
USDJPY以外の通貨ペアではトレードできない
朝から晩まではUSDJPYを使ってトレードするEAですが、それ以外の通貨ペアには対応していません。
そのため別の通貨ペアでトレードしたいならその通貨ペアに対応しているEAを用意する必要があります。
USDJPYは難易度が低い通貨ペアでFX初心者におすすめの通貨ペアのため、わざわざEAを用いてトレードする必要性はあまり高くありません。
裁量トレード+EAの両方から利益を出したいのであれば、USDJPY以外の通貨ペアを使ってトレードしてくれるEAの方が良いでしょう。
朝から晩までの口コミ
「朝から晩まで」に関する口コミや評判を調べたところ、インターネット上には現時点でこれといった口コミは挙がっていませんでした。
運用実績を見ても勝率は確かに高いものの、利益額を見ると月間で10,000円を越える月は決して多くないため、EAを探している人からすると「稼ぎにくいEA」と見られているのかもしれません。
ただ、朝から晩までは少額でもコツコツ利益を伸ばしてくれますので、放置するだけで稼いでくれるEAとして考えるならとても優秀だと思います。
通算の運用実績を見てもトータルでプラスの収支を出していますし、USDJPYという安定性の高い通貨ペアを使ってトレードしているのを考えると「FXでお小遣いを増やしたい」と考えている人にはおすすめのEAではないでしょうか。
最後に
ここでは「朝から晩まで」のレビューを紹介しました。
朝から晩までは日本時間の早朝にエントリーし、21時には手じまいするというデイトレードの基本に則ってトレードしてくれるEA(自動売買)です。
日をまたいで大きな利益を狙うことはしませんが小さな利益を確実に積み上げてくれるため、長期的に利用すればコツコツと口座の利益を増やしていってくれるでしょう。
「損をできるだけなくして確実にお金を稼ぎたい」という人には朝から晩まではおすすめです。
朝から晩までの具体的な特徴や最新の運用実績についてはゴゴジャンで紹介されているので、興味があればぜひチェックしてみてください。
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