ここではlltkさんが販売している「Trade Master」のレビューを紹介します。
興味があればぜひ参考にしてください。
Trade Masterのストラテジーについて
最初に「Trade Master」のストラテジーについてまとめました。
通貨ペア | USD/JPY、GBP/JPY、 EUR/JPY、AUD/USD |
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード |
最大ポジション数 | 50 |
最大ロット数 | 100 |
使用する時間足 | 30分足 |
最大ストップロス | - |
テイクプロフィット | - |
両建て | なし |
「Trade Master」はUSD/JPY、GBP/JPY、EUR/JPY、AUD/USDの4つの通貨ペアを使ってトレードするEAです。
Trade Masterの最大の特徴はナンピンを用いてトレードするものの「マーチンゲール法」は使用していない点です。
ナンピンを採用しているEAの多くはマーチンゲール法も同時に採用しており、1回の利確トレードで利益が手に入るため非常に高い勝率を維持できます。
しかしナンピン+マーチンゲール法は含み損が大きくなりがちなため、口座に入れている証拠金が少ないと強制ロスカットに遭って大きな損失を被りかねません。
そこでTrade Masterはナンピン+マーチンゲール法のリスクを抑えるべく、相場環境を徹底的に分析することでナンピン+マーチンゲール法を使わずともトレードで利益が出るトレードロジックを採用しています。
例えばTrade Masterはナンピンで積み上げたポジションを一度に全て決済せず利益が出たポジションから個別に決済していきます。
そのため、含み損が膨らむのを見なくても済むうえに証拠金が少しずつ増えていくため、口座履歴を見ていて不安やストレスがあまりかかりません。
Trade Masterの運用実績について
次に「Trade Master」の運用実績についてまとめました。
Trade Masterのこれまでの運用実績は次の通りです。
収益 | 334,539円 |
収益率 | 57.70% |
プロフィットファクター | 150.24 |
勝率 | 99.02% |
平均利益 | 1,306円 |
最大ドローダウン | 25.68% |
平均損失 | -52円 |
最大利益 | 1,306円 |
最大損失 | -242円 |
次にTrade Masterの2021年1月から2021年12月までの運用実績をまとめました。
トレード月 | 損益 | 勝率 | トレード回数 |
---|---|---|---|
2021年1月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年2月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年3月 | 3,019円 | 97.87% | 47回 |
2021年4月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年5月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年6月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年7月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年8月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年9月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年10月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年11月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年12月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
Trade Masterの最大の特徴は通算実績の優秀さです。
特に「プロフィットファクター150.24」はかなり高い数字で、ゴゴジャンで販売されているEAの中でも上位に入ります。
そのためプロフィットファクター重視でEAを探しているのならTrade MasterはおすすめのEAと言えるでしょう。
その反面Trade Masterはトレードする相場環境をかなり厳選しているため、リスクが高いところでは一切トレードしません。
実際に2021年は相場環境がTrade Masterのロジックに適さなかったのか3月にトレードをしただけでそれ以外の月は全てエントリーを見送っています。
しかも2021年3月の運用実績も利益が3,000円と決して大きな金額とは言えません。 Trade Masterは通算実績が良いため長期的に使い続けるにはおすすめですが、短期的(半年~1年スパン)で利益を求めている人からすると物足りなさを感じるでしょう。
Trade Masterのメリット
「Trade Master」にはさまざまなメリットがあります。
特に次の3点は他のEAと比べて大きな違いでもあるので、ぜひ知っておきましょう。
勝率が非常に高い
Trade Masterは非常に勝率が高いトレードをしてくれます。
月間別の勝率を見てもほとんど90%以上の勝率を誇っていますし悪い月でも80%を下回ったことはありません。
Trade Masterは勝率が高いトレードをしてくれるため、高い確率で口座に入れてある証拠金を増やしてくれます。
少ない証拠金から始められる
Trade Masterは他のナンピンを使うEAと比べても少ない証拠金で始められます。
なぜならTrade Masterは収益率とPF(プロフィットファクター)がかなり高く、大きな損失を被る可能性が低いからです。
もちろん絶対に損をしないわけではないので油断は禁物ですが、他のナンピンを使ったEAよりも少ない証拠金で始められるため、まとまったお金を用意する必要はありません。
販売者のlltkさんはTrade Masterを始めるにあたっての目安の証拠金を「50,000円~100,000円」と言っています。
もしもの場合を考えて少し多めに用意しておくにしても150,000円くらいあれば十分かと思います。
4種類の通貨ペアを使ってトレードしてくれる
Trade Masterは合計4種類の通貨ペアを使ってトレードします。
ほとんどのEAは1種類の通貨ペアでトレードし、それ以外の通貨ペアでのトレードには対応していません。
対応している通貨ペアが多ければトレードチャンスが広がります。
Trade Masterはマーチンゲール法を採用していないため、トレードする相場環境の条件が厳しく設定されていますので通貨ペアを増やしてトレードチャンスを増やしているのでしょう。
Trade Masterのデメリット
「Trade Master」にはさまざまなメリットがある反面、デメリットもあります。
特に次の3点はTrade Masterを使う上でしっておくべきポイントなので、ぜひ理解しておきましょう。
相場環境によってトレード回数が大きく変動する
Trade Masterはトレードする相場環境の条件をかなり絞り込んでいるせいか、トレードする時としない時がハッキリ分かれています。
例えば2020年は9ヶ月トレードしましたが2021年は1ヶ月しかトレードしていません。
つまり相場環境がTrade Masterのロジックに適していないとまったくトレードしてくれないため、毎月安定した利益を求めるのはちょっと難しいでしょう。
とはいえ、無理してトレードしても損失を出すリスクが高まるだけですからTrade Masterを使うなら長い目で取り組む必要があります。
強制ロスカットになるリスクがある
Trade Masterはナンピンを採用しているため、含み損が増えていきやすいEAです。
決済タイミングを利益が出たポジションから順次決済していくためナンピン+マーチンゲール法を採用しているEAに比べて強制ロスカットになる可能性は低いですが、ナンピンでポジションを保有している以上強制ロスカットになる可能性はゼロではありません。
特に証拠金があまりに少ないとすぐに強制ロスカットになってしまうので、100,000円~150,000円くらいのまとまったお金を口座に入れておきましょう。
月間利益にバラつきがある
Trade Masterはトレードする相場環境がかなり厳選されているせいか、月間別の利益はあまり安定しません。
例えば2020年の運用実績を見ると多い月は70,000円以上稼いでいますが少ない月は3,000円前後しか利益は出ていません。
また相場環境次第によってはトレードを1回もしない月も珍しくないため、毎月安定した利益を出してくれるEAを探しているならTrade Masterはおすすめできないでしょう。
Trade Masterの口コミ
「Trade Master」の口コミを調べたところ、インターネット上にTrade Masterに関する口コミや評判はありませんでした。
運用実績を見る限りTrade Masterはかなり優秀なEAではありますが、トレードする時としない時の差が激しいためEAを探している人からは少し敬遠されているかもしれません。
やはりEAの購入を考えている人は「毎月安定した利益を出してくれるEA」を探していますからね。
Trade Masterは長期的に見てもかなり損益にムラがあるEAのため、かなり長期的(5年~10年間隔)な視点で考えたほうがいいかもしれません。
最後に
ここでは「Trade Master」のレビューについて紹介しました。
Trade Masterはナンピンを効率的に活用して100%に近い勝率で利益を積み上げていってくれるEAです。
相場環境によってはトレードしない時間が長いデメリットがあるものの、大きな失敗もなく地道に利益を積み上げてくれるEAと言えるでしょう。
Trade Masterの具体的な特徴やバックテストも含めた細かい運用実績についてはゴゴジャンで紹介されているのでぜひチェックしてください。
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