今回はWealth Tech Systemsさんが販売している「東方不敗」のレビューを紹介します。
興味があればぜひ参考にしてください。
東方不敗のストラテジーについて
最初に「東方不敗」のストラテジーについてまとめました。
通貨ペア | EUR/USD |
取引スタイル | スキャルピング |
最大ポジション数 | 1,000 |
最大ロット数 | 15分足 |
使用する時間足 | 1時間足 |
最大ストップロス | 0 |
テイクプロフィット | 0 |
両建て | なし |
東方不敗はEUR/USD(ユーロドル)を使ってトレードするEAです。
エントリーは下降トレンドもしくはレンジ相場の押し目買いのみに照準を絞っており、それ以外のところではトレードしません。
これは「買い」と「売り」の両方を狙い目にすると利益が取れる可能性も増えますが値動きが反転して損失を抱えるリスクが増えるのを防ぐためです。
エントリーを「売り」1本に絞り込み、エントリータイミングを限定することでいたずらにトレード回数を増やさず損切や含み損を抱えるリスクをあげないのが東方不敗の大きな特徴と言えるでしょう。
そして上昇トレンドが発生しそうな気配を察知する方法として「AVOIDシステム」という独自の相場分析システムを使って相場環境を分析しています。
この「AVOIDシステム」によって下降トレンドやレンジ相場でのみトレードし、上昇トレンドが発生しそうなタイミングではトレードはいっさい行いません。
さらにエントリーを「売り」のみにすることでEUR/USDの「スワップ金利」からも利益を増やせます。
EUR/USDは「買いエントリー」をするとスワップ金利の支払いが発生し「売りエントリー」をするとスワップ金利が得られます。
つまり東方不敗は「売りエントリー」しかしないことでスワップ金利を受け取ることはあってもスワップ金利による支払いは一切発生しません。
スワップ金利の支払いはトレード利益の目減りにつながるため、東方不敗はスワップ金利のリスクも考えたトレード手法を採用しているEAなのです。
東方不敗の運用実績について
次に「東方不敗」の運用実績についてまとめました。
東方不敗のこれまでの運用実績は次の通りです。
収益 | 281,419円 |
収益率 | 14.3% |
プロフィットファクター | 1.89 |
勝率 | 92.6% |
平均利益 | 922円 |
最大ドローダウン | 16.92% |
平均損失 | -6,099円 |
最大利益 | 13,915円 |
最大損失 | -23,735円 |
次に東方不敗の2021年1月から2021年12月までの運用実績をまとめました。
トレード月 | 損益 | 勝率 | トレード回数 |
---|---|---|---|
2021年1月 | 17,971円 | 100% | 23回 |
2021年2月 | 16,698円 | 100% | 21回 |
2021年3月 | 22,383円 | 88.89% | 27回 |
2021年4月 | トレードなし | トレードなし | トレードなし |
2021年5月 | 21,720円 | 100% | 25回 |
2021年6月 | 15,838円 | 100% | 18回 |
2021年7月 | 22,094円 | 100% | 25回 |
2021年8月 | 13,367円 | 100% | 15回 |
2021年9月 | 13,289円 | 100% | 14回 |
2021年10月 | 13,259円 | 100% | 14回 |
2021年11月 | 34,963円 | 100% | 36回 |
2021年12月 | -249,446円 | - | 15回 |
東方不敗の最大の特徴や勝率の高さです。
通算の運用実績でも勝率は90%以上ありますし2021年の運用実績を見てもどれだけ勝率が低くても勝率88%未満は一度もありません。
また利益も月間で10,000円以上稼いでいることから、年間で10万円以上の利益は期待できるでしょう。
ただし相場環境や値動きによっては大きく負けるリスクもあります。
東方不敗は「売りエントリー」でしかトレードしない上にストップロス(損切)を自動で設定しません。
そのため2021年12月のように突発的に価格が急騰すると一気に含み損が大きくなり、証拠金の額次第では強制ロスカットになるリスクもあります。
とはいえ、こうした突発的な急騰は年間でも決して多くありません。
2021年も12月に起こったこの1回のみでそれ以外の月では安定した勝率と利益を出しているため、トータルで考えると安定して稼いでくれるEAと言えるでしょう。
東方不敗のメリット
「東方不敗」にはさまざまなメリットがあります。
特に次の3点は他のEAと比べても大きな違いでもあるので、ぜひ知っておきましょう。
勝率が高いトレードをしてくれる
東方不敗は「売りエントリー」ができるところでしかエントリーしないため、トレードする場所をかなり厳選しています。
主に下降トレンドやレンジの押し目でトレードするため必然的に勝率が高くなり、月間勝率が100%になる月も珍しくありません。
つまりほぼ確実に利確トレードをしてくれるため、安定したトレードが期待できます。
PF(プロフィットファクター)が高い
東方不敗は勝率以外にもPF(プロフィットファクター)が高いトレードをしてくれる特徴があります。
具体的には2022年1月から2022年3月までの成績を見るとPFは「31.57」と驚異的な数字を残しており、ゴゴジャンで販売されているEAの中でも上位に入る成績と言えるでしょう。
PFが高ければ損失が出ても小さく抑えてくれるため、安心して東方不敗のトレードを見ていられます。
少ないトレード回数で利益を出してくれる
東方不敗は「売りエントリー」でしかトレードしないため、他のスキャルピング系EAと比べてもトレード回数がかなり少ないです。
トレード回数が多ければ利益が増えるチャンスが増える半面、損をするリスクも増えるため一概にトレード回数が多ければいいというわけではありません。
またトレード回数が多ければ多いほど「スプレッド」や「取引手数料」といったトレードに関するコストが増えるため、利益の目減りにつながります。
東方不敗はスキャルピングながら月間のトレード回数が20~30回前後のため、取引に関するコストが抑えられているのもメリットの1つと言えるでしょう。
東方不敗のデメリット
「東方不敗」ではさまざまなメリットがある反面、デメリットもあります。
特に次の3点は東方不敗を利用するうえで知っておくべきポイントなのでぜひ理解しておきましょう。
初期設定でストップロスが設定されていない
東方不敗では初期設定の状態だとストップロスが設定されていません。
これは相場環境が下降トレンドから大きく外れるほど価格が急騰した場合、損失が最大限まで大きくなってしまい、最悪強制ロスカットになってします。
2021年12月の大きな損失もおそらくストップロスが設定されていたらここまで大きな損失にはならなかったでしょう。
FXではロジックはもちろんリスク管理も重要なので、東方不敗を使う前にストップロスだけは設定しましょう。
「買いエントリー」をしない
東方不敗は「売りエントリー」のみでトレードするため「買いエントリー」は一切しません。
そのため相場環境が上昇トレンドの場合はエントリーせず見送ります。
実際に2021年3月は1回もトレードしていませんが、これはEUR/USDの15分足が上昇トレンドを形成したため、トレードできる箇所がなかったからと考えていいでしょう。
つまりトレードチャンスを半分つぶしてしまっていることが東方不敗のデメリットと言えます。
東方不敗の口コミ
今のところ負けなしです
Gogojungle
購入後1週間ほどですが、延べ3回Entryがありました。複数のポジションを保有し確実に利益をだしています。ほかにもEAを運用しましたが途中で中止した物もありますが「東方不敗」は他とはちょっとレベルが違う感じです。
取引回数が少ない
Gogojungle
見た目の勝率は高いが一時の損失がでかいタイプ。勝ったときの利益が小さいので、大きく損失が出ると数ヶ月の利益が吹き飛ぶ。私はビビりなので使うのをやめました。
「東方不敗」に関する口コミや評判を調べてみたことろ、良い意見と悪い意見のそれぞれがありました。
良い意見としてあったのは「確実に利益を出してくれる」というもので、勝率の高さに驚いた意見が多かったです。
反対に悪い意見は「損失が大きい」というものでした。
口コミが投稿されたのが12月2日でちょうど2021年の12月に被った損失を指しています。
ただ、損失が出たのは販売されて以降この1回だけで、それ以外の月はプラスの収益で終えているのを見ると、1回の損失は事故だと考えるのが妥当でしょう。
とはいえ、こうした事故が起こるリスクがあるので東方不敗を使う前に必ずストップロスの設定をしておくことをお勧めします。
2021年12月の事故さえ目をつぶれば、東方不敗は毎月安定した利益をもたらしてくれるEAと言えるでしょう。
最後に
ここでは「東方不敗」のレビューを紹介しました。
東方不敗は下降トレンドやレンジ相場で「売りエントリー」に特化したトレード戦略を採用しており、独自のシステムによって上昇トレンドでエントリーしないよう注意を払っているEAです。
たまに損失を出すこともありますが長期的にみると安定した利益が期待できるので、毎月10,000~20,000円前後のお金をFXで稼ぎたい人は、東方不敗を候補の1つとして検討してみてはいかがでしょう。
東方不敗の具体的な特徴やバックテストを含めた詳しい運用実績についてはゴゴジャンで紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
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