今回は異国の戦士さんが販売している「異国のエンジェルウイング」のレビューを紹介します。
興味があればぜひ参考にしてください。
異国のエンジェルウィングのストラテジーについて
最初は「異国のエンジェルウイング」の詳細について紹介します。
通貨ペア | EUR/JPY |
取引スタイル | スキャルピング デイトレード スイング |
最大ポジション数 | 5(設定可能) |
最大ロット数 | 100(設定可能) |
使用する時間足 | 5分足 |
最大ストップロス | 160 |
テイクプロフィット | 0 |
両建て | なし |
異国のエンジェルウイングはユーロ円(EUR/JPY)を使ってトレードするEAです。
ユーロ円はユーロと日本円だけでなく「米ドル」の影響も受けるため、EUと日本とアメリカの経済指標によって値動きが左右されます。
そのため、主要通貨ペアの中でもボラティリティが高い通貨ペアとして有名です。
さらに異国のエンジェルウイングはトレードする時間帯が制限されています。
異国のエンジェルウイングはニューヨーク時間(21時~翌6時)のみトレードするEAです。
ニューヨーク時間はトレンドが発生しやすい時間帯とも言われ、市場参入者が多いことから値動きが非常に活発になりやすい傾向があります。
異国のエンジェルウイングはボラティリティが高いユーロ円を使い、値動きが活発になるニューヨーク時間に狙いを絞ってトレードするEAなのです。
異国のエンジェルウィングの運用実績について
次に「異国のエンジェルウイング」の運用実績について紹介します。
収益 | 4,418円 |
収益率 | 1.41% |
プロフィットファクター | 1.16 |
勝率 | 69.67% |
平均利益 | 448円 |
最大ドローダウン | 8.01% |
平均損失 | -891円 |
最大利益 | 1,510円 |
最大損失 | -3,160円 |
次に異国のエンジェルウィングの2021年5月から2021年10月までの運用実績をまとめました。
トレード月 | 損益 | 勝率 | トレード回数 |
---|---|---|---|
2021年5月 | 1,113円 | 66.67% | 6回 |
2021年6月 | 4,508円 | 94.44% | 18回 |
2021年7月 | -775円 | 55% | 20回 |
2021年8月 | 9,245円 | 94.12% | 17回 |
異国のエンジェルウイングの運用実績を見る限り、残念ながら決して優秀な成績を残しているとは言い難いのが現状です。
特に2021年10月は10,000円近くの損失を出しているため「本当にこのEAを使って大丈夫なのか?」という不安を感じる人もいるでしょう。
しかし、異国のエンジェルウイングはリリースされてからまだ1年も経っておらず実績も半年くらいしかないため、この時点で異国のエンジェルウイングの評価を下すのは早計と考えます。
そこで、異国のエンジェルウイングのバックテストの成績を合わせて紹介します。
異国のエンジェルウイングのバックテストの結果
- トレード期間:2003年~2021年
- トレード回数:4,000回以上
- 純益:1,464,145円
- プロフィットファクター:2.17
- ドローダウン:5.37%
異国のエンジェルウイングのバックテストの結果を見ると、18年間で約150万円の利益が出たことが分かります。
プロフィットファクターも2以上でドローダウンも5%台なのを見ると、長期的に安定して利益が出せるEAと言えるでしょう。
とはいえ、直近の実績のように月単位でみるとマイナス収支になる可能性があるのも事実です。
異国のエンジェルウイングを使って運用するなら年単位の長期的なスパンで使うか?使わないか?で判断するようにしましょう。
異国のエンジェルウィングのメリット
「異国のエンジェルウイング」にはさまざまなメリットがあります。
特に次の3点は他のEAと比べて大きな違いでもあるのでぜひ理解しておきましょう。
日本時間の深夜にトレードしてくれる
異国のエンジェルウイングはニューヨーク時間のみトレードするEAです。
ニューヨーク時間は市場に参入する人が多いうえにアメリカの重要な経済指標が発表されたりなどイベントが多いことから、値動きが非常に活発になる時間帯です。
しかし日本に住んでいるとニューヨーク時間は21時間~翌6時(冬時間は22時~翌7時)と深夜の時間帯となるため、昼間本業をしている人にとってはなかなかトレードが難しい時間帯でもあります。
そこで異国のエンジェルウイングを導入すれば寝ている間にトレードしてくれるため、ニューヨーク時間でのチャンスもつかむことができます。
複利機能がついている
異国のエンジェルウイングには「複利機能」がついており、スタートの元金が少なくても運用すればするほど利益が大きくなります。
FXに限らず投資や資産運用は単利よりも複利で運用した方が結果的に利益の伸びが良くなります。
そのため、初期資金が少ない人でも異国のエンジェルウイングを使って運用ができます。
ボラティリティが高い通貨ペアでトレードする
異国のエンジェルウイングはユーロ円(EUR/JPY)を使ってトレードします。
ユーロ円は日本・EU・アメリカの経済指標の影響を受けるためボラティリティが高い通貨ペアとして有名です。
ボラティリティが高いと短期間で大きく値動きする傾向があるため、スキャルピングやデイトレードといった保有時間が短いトレードスタイルでもまとまった利益が取りやすくなります。
ボラティリティが高い相場は値動きが逆行すると損失が大きくなるリスクがありますが、異国のエンジェルウイングはプロフィットファクターが1以上ありますしロスカットの設定もできるため、事前に対策しておけば必要以上に大きな損失を被る心配はないでしょう。
異国のエンジェルウィングのデメリット
「異国のエンジェルウイング」には様々なメリットがある反面、デメリットもあります。
特に次の3点は異国のエンジェルウイングを購入するうえで知っておくべきポイントなので、ぜひ理解しておきましょう。
月間収益でマイナスになる時もある
異国のエンジェルウイングは月間ベースで見るとマイナスになる月もあります。
実際に2021年7月と2021年10月にマイナス収支になっています。
とはいえ、リリースされてからはプラスの収支になっていますしバックテストでもプラスになっていることから、1年のうち一月や二月はマイナスになる時がある…と思って運用しましょう。
利用できる証券会社に制限がある
異国のエンジェルウイングはニューヨーク時間にのみトレードするEAです。
異国のエンジェルウイングを使う際はMT4のサーバー時間を「冬時間GMT+2・夏時間GMT+3」に設定しないといけませんが、証券会社によっては対応していないところもあります。
そのためMT4のサーバー時間が「冬時間GMT+2・夏時間GMT+3」に対応している証券会社を持っていないと異国のエンジェルウイングは機能しません。
場合によっては証券口座を新しく開設しないといけないため、人によっては異国のエンジェルウイング使った運用の準備に時間がかかることがあります。
リリースされてから日数が浅い
異国のエンジェルウイングは2021年5月にリリースされたEAで、まだ1年も経っていません。
そのため1年分の運用実績がまだ出ていないため、実績だけを見ると魅力的に見えない人もいるでしょう。
バックテストでは18年間運用しているものの、リリース後の実績を気にする人は現時点で異国のエンジェルウイングを使うのはためらうかもしれませんね。
異国のエンジェルウィングの口コミ
異国のエンジェルウイングに関する口コミを調べたところ、2021年11月時点ではこれといった口コミは掲載されていませんでした。
そもそも異国のエンジェルウイングは2021年5月にリリースされたため、購入者が実績や使い勝手についての判断がまだできていないのだと思います。
今後ゴゴジャンやSNSなどで異国のエンジェルウイングに関する口コミは増えていくと思いますので、時間がある時にぜひチェックしてみてください。
最後に
以上「異国のエンジェルウイング」のレビューを紹介しました。
異国のエンジェルウイングはニューヨーク時間にボラティリティが高いユーロ円を使って利益を積み上げていくEAです。
ニューヨーク時間はチャンスが多い時間帯ですが日本に住んでいると深夜の時間帯のため、EAを使って自動でトレードすればFXで利益をあげるチャンスを作ることができます。
ただ異国のエンジェルウイングは2021年5月にリリースしたため、実績はまだ少ないです。
とはいえ、18年分のバックテストの結果、プロフィットファクター2以上で純益も140万円以上作っているので、長期的に運用すれば資金が増えていく可能性は十分にあります。
異国のエンジェルウイングの特徴や細かい運用実績についてはゴゴジャンで詳しく紹介されているのでぜひチェックしてください。
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