
自分の売買ルールをMT4・MT5のEAとして検証したいものの、MQLプログラミングから始めるハードルを感じる人向けなのがEAつくーる【1ヶ月版】です。
Web版で取引条件とオプションを組み合わせ、ノーコードでEAを作成できます。
価格は2,980円(税込)で、購入日から30日間有効です。
1ヶ月ごとに購入時の金額で自動継続となるため、短期間で作成・バックテストの流れを試したい人に向きます。
一方で、EAを作っただけで利益が出るわけではありません。
ロジックの検証、損失管理、実運用前のデモ確認は利用者自身で行う必要があります。
EAつくーる1ヶ月版はMT4・MT5のEAをどうノーコード化するか
EAつくーるは、MetaTrader 4(MT4)とMetaTrader 5(MT5)で動くExpert Advisor(EA)を、プログラミング不要で作るためのツールです。
公式ページでは、シンプルなロジックから高度なオプションを伴うEAまで作成できること、Web版でMT4用だけでなくMT5用も作成できることが紹介されています。
MQLを書かずに、まず売買ルールをEAの形にする
裁量トレードで使っている条件を、最初からMQLで実装するには、文法だけでなく注文処理やエラーへの対応も学ぶ必要があります。
EAつくーるは、取引条件とオプションを組み合わせて、まずロジックをEAの形にする入口を用意するサービスです。
もちろん、ノーコードは「良いロジックを自動で発見する」機能ではありません。
どの通貨ペアで、どの時間足を使い、どんな場面で入って出るかというルールは、先に利用者が言語化する必要があります。
そのルールを素早くテスト可能な形へ落とし込めることが、作成ツールとしての役割です。
作成ソースのコメントをMQL学習にも使える
公式ページでは、作成したソースコードにはコメントが記載され、MQLの学習にも使えると案内されています。
完全にコードを見ずに使うだけでなく、作られたEAを読み返して、自分の設定がどのような意味を持つのかを学ぶ使い方もできます。
ノーコードで試作し、必要になった部分だけソースを読み、将来的にはMQLを理解して調整するという段階的な進め方が可能です。
ただし、コードの意味を理解しないまま編集すると、意図しない注文やリスク設定につながります。
修正する場合は、元ファイルを保存したうえでテスト環境から確認しましょう。
標準・市販インジケーターを組み合わせる前提
EAつくーるの紹介ページでは、MT4に標準搭載されているインジケーターに加え、市販インジケーターも使えると説明されています。
移動平均線やオシレーターなどを組み合わせたルールを、EAとして検証したい人には選択肢になります。
ただし、市販インジケーターを組み込む際は、その製品の利用規約やEAからの利用可否を個別に確認してください。
EAつくーるで作成できることと、外部インジケーターのライセンスが許すことは別の論点です。
月額2,980円のEAつくーる1ヶ月版を選ぶ2つの理由
1ヶ月版は、いきなり長期プランを選ばず、作成画面・バックテスト・自分の運用環境との相性を確かめたい人向けの料金形態です。
公式ページには1年版29,800円と1ヶ月版2,980円が掲載されていますが、1ヶ月版には月ごとの自動継続という条件があります。
30日単位で作成から検証までを試せる
1ヶ月版は、申込日から1ヶ月間利用できます。
売買ルールをEAにする作業が自分に合うか、MT4/MT5用の作成画面を継続して使えそうかを、短いサイクルで確かめられる点がメリットです。
初月には、ひとつの複雑なEAを完成させようとするより、条件を絞った複数の案を作り、バックテストで違いを比べる方が進めやすくなります。
例えば、同じルールでも時間足、取引時間、損切り条件を一度に変えず、1項目ずつ比較します。
こうすると、どの変更が結果に影響したのかを追いやすくなります。
作成したEAの著作権は利用者に帰属する
公式のQ&Aでは、作成したEAの著作権は作成者である利用者に帰属し、販売なども自由と案内されています。
自分のロジックを検証用に使うだけでなく、後から配布や販売を検討する余地がある点は、汎用的なEAを試作する人にとって確認材料になります。
ただし、販売できるという案内は、収益性、審査通過、第三者の権利侵害がないことを保証するものではありません。
市販インジケーターや他者のロジックを使う場合は、著作権・利用条件を確認し、公開前に十分な動作検証を行う必要があります。
Web版のサポートと無料マニュアルを活用できる
公式ページでは、操作性や取引条件、オプションの種類を確認できる案内と、無料マニュアルへのリンクが用意されています。
また、リリース情報・質問・要望はGogoJungle LABOで案内されます。
作成前に無料マニュアルと取引条件の説明を読み、自分のルールに必要な項目があるか確認すると、購入後に「想定した注文条件が設定できない」と気付く手戻りを減らせます。
購入を決める基準は、EAが作れそうという印象よりも、自分のルールをどこまで具体的に表現できるかです。
EAつくーるWeb版で作成からバックテストまでを進める4段階
EAつくーるWeb版は、マイページの「開発する>EAつくーる」から利用すると公式のQ&Aに記載されています。
ツールを開く前に検証の順序を決めておくと、設定を増やしすぎず、比較可能なEAを作りやすくなります。
1. 売買ルールを文章と数値で固定する
まず、対象通貨ペア、時間足、エントリー条件、決済条件、損切り、ロットの考え方を文章にします。
「移動平均線が上向きなら買い」のような曖昧な表現だけでは、EAの条件に落とし込めません。
どの線を使い、何本前の確定足で判断し、どの条件で無効にするかまで決めましょう。
この段階で、相場状況による裁量判断が多いルールなら、どこを自動化し、どこを人が確認するかも分けておきます。
すべてを無理にEA化するより、明確に数値化できる部分から試す方が検証の意味がはっきりします。
2. MT4用かMT5用かを先に決める
EAつくーるWeb版はMT4・MT5用のEAを作成できます。
利用するブローカーの口座、既存の検証環境、将来実運用するプラットフォームに合わせ、先に対象を決めてください。
MT4とMT5では利用環境やテスターの扱いが異なるため、同じロジックでも結果や操作感を同一視しないことが大切です。
最初の検証対象を一つに絞り、作成したEAが目的のプラットフォームで正しく読み込めることを確認してから、別環境へ広げましょう。
3. 条件を一つずつ変えてバックテストする
公式ページでは、トレードロジックをEA化し、バックテストを繰り返して手法を探せることが紹介されています。
バックテストは、過去に良い結果が出たパラメーターを探すだけの作業ではありません。
異なる相場局面で、最大損失や連続損失、取引回数がどう変わるかを確認する工程です。
最適化した条件をそのまま実運用に使うと、過去データに合わせすぎている可能性があります。
期間を分けて確認し、デモ口座でフォワード検証を行い、スプレッドや約定条件を含めた自分の環境で評価してください。
4. 作成したEAはデモ環境から稼働を確認する
EAは作成できても、実際の口座で想定どおりに注文が出るとは限りません。
まずデモ環境で、稼働時間、注文量、損切り・決済条件、エラーメッセージの有無を確認します。
テスト結果が良くても、将来の利益や損失を保証するものではありません。
FXやCFDは価格変動により損失が生じ、レバレッジ取引では預託証拠金を超える損失が生じるおそれがあります。
少額またはデモでの確認を終えるまでは、取引量を増やさない方が安全です。
自動継続とWeb版の違い|EAつくーる1ヶ月版の注意点
EAつくーるはEAを作るためのツールであり、完成したEAの性能を保証するサービスではありません。
1ヶ月版の契約条件と、Web版・ダウンロード版の扱いを先に理解しておくと、購入後の認識違いを減らせます。
1ヶ月版は購入時の金額で毎月自動継続する
公式ページでは、1ヶ月版は購入日から30日間有効で、1ヶ月ごとに購入時の金額で自動継続すると明記されています。
利用を続ける前提なら便利ですが、1回だけ試したい場合も、購入前にマイページや利用規約で継続・停止に関する条件を確認してください。
月額が低いからといって、検証計画なしに契約を続ける必要はありません。
1ヶ月目に確認したいルール数、バックテストの期間、デモ運用の基準を決め、継続するかを判断する日をカレンダーに入れておくと管理しやすくなります。
Web版は今後の更新・サポートの対象と案内されている
公式ページでは、EAつくーるにはWeb版とダウンロード版があり、今後のアップデートとサポートはWeb版のみと案内されています。
ダウンロード版の利用環境については、2台のPC、インターネット接続、Javaのバージョンなどの記載もありますが、これから導入する場合は、まずWeb版の提供条件を確認するのが自然です。
記事で扱う1ヶ月版はWeb版の利用プランです。
古いダウンロード版の情報と混同せず、購入画面で対象版、対応プラットフォーム、現在の利用条件を確認してください。
生成できることと、実運用の安全性は別で考える
ノーコードでEAを作れることは、EAの品質や収益を約束することではありません。
ロジックの矛盾、想定外の相場、スプレッド拡大、通信断、注文仕様の違いなどは、作成ツールだけでは取り除けません。
特に、バックテストの数字を見てロットを大きくする判断は慎重に行うべきです。
最大ドローダウン、連続損失、取引回数、検証期間を見て、最悪の場面でも耐えられる設定かを先に確認してください。
販売実績4,822本・レビュー47件をEAつくーるの性能保証と混同しない
公式の商品ページには、販売実績4,822本、レビュー47件という表示があります。
多くの利用者がいることや、レビューを参照できることは、購入前に確認できる材料の一つです。
ただし、この数字だけから、作成したEAが利益を出す、あるいは自分のルールに合うと結論づけることはできません。
レビューを見るときは、ツールの操作性、サポート、MT4/MT5での作成可否など、サービス自体への評価と、特定のEAの取引結果を分けて読みましょう。
特定の利用者の運用成績が書かれていても、通貨ペア、期間、スプレッド、資金管理が違えば再現性はありません。
購入前には、レビュータブと無料マニュアルを読み、自分が作りたいロジックに必要な取引条件・オプションがあるかを確認してください。
利用者数は入口の参考情報、導入の可否は仕様と検証計画で決める、という順番が適切です。
EAつくーる1ヶ月版が合う人・見送る人|MT4/MT5で試作する前の結論
EAつくーる1ヶ月版は、MQLをゼロから書く前に、自分のルールをMT4・MT5用のEAとして試作し、バックテストとデモ検証へ進みたい人に向く選択肢です。
月額2,980円で30日間使える一方、毎月自動継続である点と、検証の質を自分で管理する点は理解しておく必要があります。
EAつくーるを検討しやすい人
- 裁量ルールを文章と数値に分け、MT4またはMT5でEA化して検証したい人
- MQLを書き始める前に、ノーコードでEA作成の流れを体験したい人
- 作成したソースのコメントを読み、MQL学習も並行して進めたい人
- 30日間の利用期間内に、バックテストとデモ検証の計画を立てられる人
別の方法を優先したい人
- すぐに確実な収益や結果が出る完成済みEAを求めている人
- 売買ルールを数値化せず、相場状況による裁量だけを自動化したい人
- バックテスト、デモ確認、損失管理に時間を使う予定がない人
- 月ごとの自動継続条件を確認せず、単発購入だけを想定している人
EAつくーるを使う目的は、EAを完成させることではなく、自分のルールを検証可能な形にして改善を続けることです。
購入前に公式ページで1ヶ月版の契約条件、Web版の操作説明、無料マニュアルを確認し、最初の30日で何を試すかを決めてから始めましょう。
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