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XMは強制ロスカットの条件は?必要な証拠金維持率と計算方法を紹介

 

FXでトレードをする時に、最も注意すべき強制ロスカット。

ここではXMの強制ロスカットの発生条件、強制ロスカット時の追証を防ぐXMのゼロカットシステム、強制ロスカットが発生する証拠金維持率の違いと含み損へ許容pipsの関係を紹介します。

 

強制ロスカットとは?

損失を防ぐための強制決済機能

強制ロスカットとは損失を防ぐための強制決済機能のことです。

 

FXではレバレッジをかけて取引をすることができます。しかしレバレッジをかけて元本よりも大きな額の取引を行なっている時にあるリスクが、相場の急激な変動によって、非常に大きな損失を被ることです。

 

そこでトレーダーを保護するために法律で、一定以上の損失が発生した際に、トレーダーの意思とは無関係に自動的にポジションが決済されることになっています。

 

各FX会社が定めた証拠金維持率を下回ると発生する

証拠金維持率は簡単に言うと、持っているポジションが口座残高に対して大き過ぎないかを示すもの。よりテクニカルにいうと、証拠金維持率は有効証拠金に対する必要証拠金の割合を表します。式で表すと次のようになります。

 

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100

 

有効証拠金は口座に証拠金として預けられているお金のことです。そして必要証拠金とは、レバレッジを使って現在持っているポジションを保有するのに最低限必要なお金を表します。

 

例えば口座に10万円証拠金として預け入れれば、有効証拠金は10万円です。またレバレッジ888倍で1,000万円の取引をするための必要証拠金は「1,000万円÷888(レバレッジの倍数)=11,261円」となります。

 

この条件での証拠金維持率は以下の式より888%です。

有効証拠金:10万円
必要証拠金:1,000万円(運用金額)÷888=11,261円
証拠金維持率:10万円÷11,261円×100=888%

上の式で求められる証拠金維持率が、XMの場合20%を下回るとロスカットが発生します。

結構な余裕があるのがわかります。

 

XMでは強制ロスカットになっても追証は発生しない

強制ロスカットはトレーダーを守るための制度です。強制ロスカットのおかげで、口座に預けた証拠金が0になることはあっても、基本的にはマイナスになることはありません。

 

しかし相場が急激に変動した場合に、強制ロスカットが間に合わないことがあります。その場合強制ロスカット後に、口座残高がマイナスになります。通常口座残高がマイナスになると追証が発生し、追加でお金を支払うわないといけません。

 

しかしXMには口座残高がマイナスになった場合、損失をXMが補填してくれるゼロカットシステムがあるため、追証は発生しません。

 

日本国内のFX業者にはない、素晴らしいシステムです。

 

XMの証拠金の知っておきたいこと

レバレッジの倍率が異なれば必要証拠金も異なる

必要証拠金は運用資金をレバレッジの倍数で割ったものです。
レバレッジが変われば当然必要証拠金も変わります。

 

1,000万円運用をレバレッジ888倍で運用している場合の必要証拠金は、11,261円でした。
しかしレバレッジ20倍で運用している場合、次の式より必要証拠金は50万円になります。

1,000万円÷20=50万円

そして必要証拠金が異なれば、強制ロスカットの条件を決める証拠金維持率も異なります。

 

XMは証拠金維持率が20%以下で強制ロスカット

XMで強制ロスカットになるのは、証拠金維持率が20%を下回った時です。
XM以外のFX会社の強制ロスカットの証拠金維持率は後述しますが、20%という値は非常に低い数値といえます。
それだけ強制ロスカットされにくいということです。

 

ロスカットが発生する証拠金維持率が大きいほど、より損失が小さい段階で、ポジションを決済して、損失を最小限に止めることができます。
一方で、証拠金維持率が低いということは、強制ロスカットされにくい分、強制ロスカットされた時には致命的な損失が発生するということです。

 

しかしXMで証拠金10万円を預け、レバレッジ888倍を利用し8,888万円という大金を運用して強制ロスカットになっても、ゼロカットのおかげで損するのは10万円だけ。

ゼロカットがあるXMの強制ロスカットが、証拠金維持率20%という低い数値で行使されるというは強いメリットです。

 

証拠金維持率を高めるためにボーナスを有効活用する

XMでは口座開設(未入金)ボーナスや未入金ボーナス、XMPなどボーナスが豊富ですが、それらのボーナスを証拠金として使うことが可能です。

 

例えば10万円入金すれば、口座開設ボーナス3,000円と5万円までの入金100%ボーナスを5万円分、残りの5万円に対しては入金20%ボーナスで1万円のボーナスがもらえます。
そのため163,000円になるはずです。

ボーナスが消滅しないようにして、証拠金維持率を高めるのに役立てましょう。

入金額:100,000円
口座開設ボーナス:3,000円
100%入金ボーナス:50,000円
20%入金ボーナス:10,000円
合計:163,000円

 

XMの証拠金自動計算ツール

XMには証拠金を自動で計算してくれる「証拠金自動計算機」というツールがあります。

 

口座の基本通貨:JPY

通貨ペア:USDJPY

口座タイプ:スタンダード口座

ロット数:10

レバレッジ:888

 

と入力した後で、「現在の変換価格」の部分は空欄のまま「計算する」をクリックすると、現在のレートで必要証拠金がどれくらいになるのかすぐにわかります。

 

なお証拠金維持率については、MT4の画面上部に常に表示されているので、チェックは簡単です。

 

両建て時のXMの証拠金

同じロット数の両建ては必要証拠金0

XMでは両建てが許可されており、同じロット数の両建てを行なった場合には必要証拠金は0になります。
ただし買いと売りのポジションでの保有ロット数が異なれば、証拠金は0にはならず、買いと売りのポジションの保有ロット数の差額分になります。

ポジション解消や口座残高の変化に注意

両建てしていても、片方のポジションを解消すれば、両建てではなくなるので当然証拠金が発生します。
また一時的にスプレッドやスワップポイントなどで損失が発生し、口座残高が減れば強制ロスカットが発生する危険性は否定できません。

 

強制ロスカット発生の証拠金維持率一覧

XMを含む海外FX会社の強制ロスカット発生の証拠金一覧です。
「IFCMarkets」の10%が一番低い数値ですが、XMも強制ロスカット発生の証拠金維持率が低い=強制ロスカットになりにくいのがわかります。

 

20%と50%の強制ロスカット水準の許容pips比較

強制ロスカットの証拠金維持率が20%だと、50%の場合に比べてどれくらい強制ロスカットが起こりにくいのかを計算します。

 

【条件】

口座残高:20万円

レバレッジ:300倍

ドル円:100円

通貨数:30万通貨

 

【証拠金維持率20%の場合】

必要証拠金=20万円

証拠金維持率20%を割ればロスカットということは、16万円の含み損でロスカットになります。
30万通貨を保有している時に16万円の含み損が発生するのは、下の式よりエントリー時のドル円から53pips動いた時です。
そのため53pips動かなければ強制ロスカットになりません。

式:16万円÷30万円×100(pipsを円に換算するため)=53.333

 

【証拠金維持率50%の場合】

50%の場合は10万円の含み損でロスカットになるため、上と同様の計算により、33pips動いた場合に強制ロスカットになります。

式:10万円÷30万円×100(pipsを円に換算するため)=33.333

 

強制ロスカット発生の証拠金維持率が20%のXMは、証拠金維持率が50%程度のFX会社よりも遥かに強制ロスカットになりにくいのがわかります。

 

XMで強制ロスカットを防ぐ方法

証拠金維持率が減少してきており、強制ロスカットの危険があるなら追加入金することで証拠金維持率を上げることが可能です。

ただし相場が変動している場合は、入金が間に合わずにそのままロスカットになることもあります。
ロスカット時に入金するのであれば、入金から反映までの時間が早いクレジットカード・デビットカードで入金しましょう。

 

しかし追加入金しても、そのまま含み損が膨らめばロスカットになります。
追加入金したからといって、強制ロスカットが回避できるとは限りません。

XMでは強制ロスカットになっても口座残高分しか損をしないので、追加入金することでいたずらに損失を増やすだけの恐れがあります。
追加入金するかどうかは慎重に判断してください。

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