こちらの記事では、XMTradingにおける取引期間についてご紹介していきます。
- XMで取引できる時間帯は?
- 祝日や年末年始は取引できるの?
- 勝ちやすい時間帯ってある?
- 取引を避けたほうがいい時間帯、いわゆる魔の時間帯はある?
このようなXMのFX取引時間に関わる疑問や悩みを抱えている人は少なくはありません。
基本的なXMのFX取引時間は、月曜日の早朝から土曜日の早朝までとなっていますが、夏時間と冬時間で時間の詳細は異なってきます。
このような取引時間の詳細や、FXをやる上でのおすすめな取引時間についてをまとめていきます。
この先のXMにおいて役立つ内容となりますので、ぜひご覧ください。
XMのFX取引時間について
冒頭の説明でもご紹介しましたが、XMのFX取引時間は次の通りです。
日本時間の月曜日の早朝から土曜日の早朝まで
この期間中は、24時間取引を行えます。
とはいえ、XMのFX取引時間は2つの注意点があることを忘れてはなりません。
- FXにおける取引時間は2種類ある
- 祝日、クリスマス、年末年始は取引時間が異なってくる
次のような疑問を抱えている人はありませんか?
- 月曜日の相場がスタートする時間が遅くなったのはなぜ?
- 祝日も相場が動いている。平日との違いはあるの?
取引時間がどのように変動しているかを知ることは、結果的にリスクを避けるためにも非常に重要となりますので、しっかりと把握しておくことをおすすめします。
FXにおける2種類の取引時間について
XMのFX取引時間には以下の2つの時間帯があります。
- 夏時間(サマータイム)
- 冬時間
夏と冬で時間が入れ替わっていくのです。
そのため、月曜日の取引が始まる時間と土曜日の取引が終了する時間が異なってくるのです。
この2種類の取引時間を理解していないと、「危ない時間帯に取引して大損した」といったことも十分に起こり得ます。
安全な取引を行うために、夏時間と冬時間の2種類の取引時間について頭に入れておきましょう。
XMの夏時間について
XMにおける夏時間は次の通りです
3月の最終日曜日AM1:00〜10月の最終日曜日AM1:00まで
MT4に表示される、夏時間における取引時間は次の通りです。
- 日本での取引時間→月曜日06:05〜土曜日05:50
- XMのMT4で表示される時間→月曜日23:05〜土曜日22:50
夏時間の場合、日本時間で言うところの土曜日AM5:51〜月曜日AM6:04までは休場であり取引不可ということになるのです。
休場の間は、売買は不可能となり、所持しているポジションの決済もできません。
さらにいうと、リスク回避もできなくなるため、金曜日の深夜からは意識して気をつけることが大切です。
XMの冬時間について
XMにおける冬時間は次の通りです
10月の最終日曜日AM1:00〜3月の最終日曜日AM1:00まで
MT4に表示される、冬時間における取引時間は次の通りです。
- 日本での取引時間→月曜日07:05〜土曜日06:50
- XMのMT4で表示される時間→月曜日00:05〜土曜日23:50
冬時間の場合、日本時間で言うところの土曜日AM6:51〜月曜日AM7:04までは休場であり取引不可ということになるのです。
夏時間の場合と同じく、休場の間は売買不可能となり、所持しているポジションの決済もできません。
XMの2種類の取引時間についてまとめ
XMのFX取引時間を夏時間・冬時間別にまとめてみましょう。
- 夏時間
期間:3月の最終日曜日AM1:00〜10月の最終日曜日AM1:00まで
取引時間:月曜日06:05〜土曜日05:50
- 冬時間
期間:10月の最終日曜日AM1:00〜3月の最終日曜日AM1:00まで
取引時間:月曜日07:05〜土曜日06:50
ご覧いただいてわかるように、冬時間は夏時間よりも1時間取引できる時間がずれ込むこととなります。
しかし、MT4上では表示に変化がないので注意が必要です。
祝日、クリスマス、年末年始のXMのFX取引時間について
祝日
まず初めに祝日についてみていきましょう。
結論から言うと、祝日は取引における影響はありません。
祝日でも、休場時間以外は普通通りの取引が可能です。
しかし、祝日は銀行や機関投資家も休みであり、売買が大幅に少なくなるため、全体的な取引も減少する傾向にあります。
こういった理由から、円が絡む通貨ペアにおいては、レートの動きが平日と多少異なってきます。
クリスマス、年末年始
続いて、クリスマスと年末年始についてみていきましょう。
こちらの場合は、休場となります。
つまり、取引は行われませんので注意しておきましょう。
クリスマスと年末年始に関しては、日本語サポートも休業となる可能性があります。
毎年XMから届くメールに、正式な休場情報が記載されているので、しっかりと確認しておくことが大切です。
MT4で表示されるXMのFX取引時間について
MT4上におけるXMのFX取引時間は、NY時間となっています。
XM で取引をする際にMT4を使用すると、日本時間と異なるのでわかりにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。
NY時間と日本時間には時差があるため、一目で理解するのが難しいといえます。
この時差は、GMT(グリニッジ標準時)と言う世界における基準を理解していれば、計算可能です。
とはいえ、計算するのも面倒だという気持ちもわかります。
その場合は、インディケーターを利用することで、MT4に日本時間を表示することもできます。
GMT(グリニッジ標準時)とは
イギリスにあるグリニッジ天文台・グリニッジ子午線(経度0度)での平均太陽時のことをGMT(グリニッジ標準時)と言います
GMT(グリニッジ標準時)の背景として、イギリスで鉄道が発展した時代が影響しています。
その時代にグリニッジ天文台で測定した時間を、世界標準として使用することになったのです。
とはいえ、現在は、セシウム原子の振動を元に計算される協定世界時(UTC)が世界的には採用されています。
しかし、長らく使われた名残もあり、今でもGMTと標準時間のことを称しています。
それでは、GMT基準で考えてみましょう。
ニューヨークは夏時間がGMT +3、冬時間はGMT +2となっています。
NY時間は、イギリスの時間よりも夏と冬それぞれ3時間ないし2時間の時差があると言うことがわかります。
日本はどうでしょうか。
日本の場合は、GMT+9ですから、イギリスとは9時間もの時差があります。
そのため、XMのMT4において示されているNY時間との時差は、夏時間で6時間、冬時間で7時間と言うことになります。
これらを踏まえると、MT4に表示されているNY時間から、日本時間を計算するためには、夏時間で+6時間、冬時間では+7時間すると導き出されます。
先ほどの章でご説明した夏時間と冬時間で日本での取引時間にズレが生じる理由は、XMで採用されているNY時間が季節によってGMT+3からGMT+2に変更される点にあります。
XMのMT4上に日本の取引時間を表示させるには?
XMのMT4上に日本の取引時間を表示させるためには、インディケーターの導入が必要です。
「JPN_Time_SubZero」というインディケーターがあれば、日本の取引時間を表示することができます。
導入方法としては、FXトレーダーのfaiさんが公開しているmq4ファイルを利用します。
ファイルは、uploader.jpにて公開されていますので、ダウンロードすることから始めてみましょう。
≫ JPN_Time_SubZeroのダウンロードページはこちら
※ダウンロードは自己責任で行なってください。
ダウンロードができたら、MT4を起動しましょう。
- 「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリック
- 「MQL4」→「Indicators」の順番でフォルダを開く
- 「Indicators」内に、ダウンロードしたJPN_Time_Subを入れる
- MT4を一旦閉じて再起動する
- 再起動後、MT4のメニューバーをクリックし、次の順にクリックする
- 「挿入」→「インディケータ」→「カスタム」→「JPN_Time_Sub」
- 最後に「OK」をクリック
これでJPN_Time_Sub の導入が完了し、MT4上に日本時間が表示されます。
JPN_Time_Subを画面上から消すためには、何もないところで右クリックをすると「表示中のインディケータ」が出るので、その中からJPN_Time_Subを削除すると消すことができます。
XMのFX取引時間における5つの注意点
XMのFX取引時間については、5つの注意点が挙げられます。
- 土日の持ち越し
- 欧州時間とNY時間が重複する時間帯がある
- オセアニア時間は魔の時間
- 日足しと4時間など長期足が確定する時間
- 大幅な経済指標がある時間
レートは実際、平日は24時間動き続けています。
FXの魅力としてあげられるのが、自分のライフスタイルに合わせて取引ができる点です。
これも24時間動き続けているからこそできることです。
とはいえ、先ほど挙げた5つの時間のように、「回避するべき時間帯」が存在しているのも事実です。
平日は24時間いつでも相場が動いているからといって、どの時間でもいい取引ができるかといったらそうではありません。
相場とは、そもそも不確実でありリスクが高い世界だといえます。
そのため、「回避するべき時間帯」をしっかりと理解しておかなければ、リスクを大きく被ってしまいます。
この5つの時間帯について、一つずつ把握していきましょう。
土日の持ち越しについて
XMの夏時間と冬時間の章でもお伝えしましたが、日本では土曜日の早朝から月曜日の早朝まで休場となり取引を行うことができません。
この期間は、どんなことが起ころうともポジションを手放すことができないのです。
当然、ロスカットも効力がありません。
もしも、月曜日の早朝に相場がスタートした際の相場が、損きりの設定位置よりも大きくマイナス方向に離れた位置からスタートした場合、その位置が決済ポイントとなってしまいます。
万が一、土日に経済的に大きな出来事があって、一度に20円分(2,000pips)ものマイナスの動きが生じてしまった場合、マイナス10pipsの位置にロスカットを設置していても、20円分のマイナスを受けてしまうことになるのです。
こんなことが起これば、多くの人が口座を飛ばしてしまうことになりかねません。
しかし、休場中はどんな事態となってもリスク回避をすることができません。
ですから、休場する前には無理な取引をすることをおすすめしません。
ポジションは必ず休場前に手放すことが大切です。
欧州時間とNY時間が重複する時間帯について
夏時間のPM9:00〜翌日のAM1:00と冬時間のPM10:00〜翌日のAM2:00は、欧州時間とNY時間が重なる時間帯となります。
そのため、値動きが激しくなりやすい傾向にあります。
このことを踏まえると、初心者は避けるべき時間帯だとも言えるでしょう。
さらに、PM10:00頃は、重要な経済指標が発表されることが多い時間帯でもあります。
この観点から見ても、気をつけておきたい時間帯と言えます。
もちろん、取引をしてはいけないというわけではありませんが、相場の荒れやすい時間帯であることは頭に入れておく必要があるでしょう。
オセアニア時間は魔の時間
オセアニア時間の中でも気をつけておきたい時間は、日本の早朝に当たる時間帯です。
オセアニア時間とは、AM4:00〜PM3:00を指します。
この時間帯は、取引量が非常に少ない傾向にあるのです。
ですから、小さなことがきっかけで大幅な値動きが起こりやすいとも言え、「魔の時間」とも称されています。
特に、日本での取引が増え始める早朝の時間帯は、想像もしていない値動きが起こりやすい時間帯でもあるのです。
ロスカットにまで至ってしまうことも少なくはありません。
その中でも、月曜の早朝は要注意です。
日足しと4時間足など長期足が確定する時間について
日足しと4時間足といったいわゆる長期足が確定する前後も気をつけたほうがいい時間帯と言えます。
なぜなら、決済やエントリーするトレーダーがぐっと増加しやすい時間帯だからです。
一つ例を見てみましょう。
■4時間足がレンジのサポートライン近辺で長い下ひげをつけた状態で確定した場合
4時間足が確定したポイントから、買いポジションのエントリーが増加することで、一気に上昇する可能性が大いにあります。
なぜなら、時間軸が長くなればなるほど、ローソク足の形が引き起こす効力が強くなっていくからです。
とは言え、このことを把握しておけば、逆手にとってチャンスとして利用できる時間帯とも言えます。
大幅な経済指標がある時間
雇用統計や政策金利といった大幅な経済指標がある時間帯も要注意です。
結果次第では、大幅にレートが動く可能性があるためです。
経済指標を意図した手段もあることにはありますが、リスクが高いのは否めません。
そのため、初心者はあまり利用しない方が賢い選択と言えるでしょう。
また、経済指標の際だけではなく、エントリーに根拠がなく優位性もないといった場面で取引を行うのは、単なるギャンブルにすぎません。
しっかりと根拠立ててトレード戦略を行い、優位性のある場面での取引を意識していきましょう。
おすすめしたい取引時間と通貨ペアについて
まず、取引時間としておすすめなのは、ロンドン時間からNY時間が始まる時間帯であるPM4:00〜PM10:00です。
欧州のユーロドルやポンドドル、ドル円も価格変動が高くなることが多く、取引がしやすい傾向にあります。
この時間帯におすすめな通貨ペアは、欧州の通貨やドル円です。
また、出来るだけメジャーな通貨ペアを選択する方が取引量も豊富で、テクニカル分析が機能しやすい傾向にあるためおすすめと言えます。
XMの取引時間を抜かりなくチェックして危険な取引を回避しよう
FXにおいて、取引時間を理解することは、危険な取引を回避して取引を安全に行うために非常に大切なことだと言えます。
リスクといえば、お金の問題に目が行きがちで、リスク管理をするとなると資金管理にのめり込んでしまいます。
しかし、取引時間をしっかりと理解し、取引に活用することもリスク管理の一つとして挙げられるのです。
FXは平日なら24時間いつでも取引ができます。
とはいえ、どの時間でも安全に取引ができるかというとそうではありません。
これまでの内容をしっかりと把握して、リスクを避けて安全な取引を行なっていきましょう。
また、XMは海外のFX業者であるため、次のようなメリットがあります。
- ゼロカットシステム
- ハイレバレッジ(最大888倍)
これらもリスクを避けるためには非常に大切な要素となります。
あらゆる角度を理解し、リスク回避をしっかりと行いましょう。
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