海外FXで人気のXMには、3つの口座タイプがあり、中でも「ゼロ口座」は他の口座タイプよりもスプレッドが狭いことが特徴です。
しかし、XMのゼロ口座には、スプレッド以外にどんな特徴があるのか、他の口座タイプと何が違うのかなど、気になることも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、XMゼロ口座の
- 他の口座タイプとの違い
- メリット、デメリット
- 他の海外FX業者との比較検証
などについて解説します。
XMのゼロ口座に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
XMのゼロ口座とは?他の口座タイプとの違いについて
XMでは、「ゼロ口座」「スタンダード口座」「マイクロ口座」の3つの口座タイプがあります。
まずは、それぞれの口座タイプの特徴についてみていきましょう。
ゼロ口座 | スタンダード口座 | マイクロ口座 | |
注文方式 | ECN | STP | STP |
最大レバレッジ | 500倍 | 888倍 | 888倍 |
平均スプレッド(USD/JPY) | 0.2pips | 1.7pips | 1.7pips |
取引手数料 | 1lotあたり往復10ドル | 無料 | 無料 |
ロスカット水準 | 20%以下 | 20%以下 | 20%以下 |
最低入金額 | 100ドル | 5ドル | 5ドル |
1lot単位 | 10万通貨 | 10万通貨 | 1,000通貨 |
最大取引量 | 50lot | 50lot | 100lot |
最小取引量 | 0.01lot | 0.01lot | 0.01lot(MT4)0.1lot(MT5) |
FX通貨ペア数 | 56種類 | 57種類 | 57種類 |
CFD銘柄数 | なし | 33銘柄 | 33銘柄 |
貴金属数 | 2銘柄 | 4銘柄 | 4銘柄 |
ボーナス | 口座開設ボーナス | ・口座開設ボーナス ・入金ボーナス ・ロイヤリティプログラム | ・口座開設ボーナス ・入金ボーナス ・ロイヤリティプログラム |
XMのゼロ口座は、他の口座タイプと比べてスプレッドが非常に狭いことが大きな違いです。
ゼロ口座では名前の通り、スプレッドがほぼ0pipsで提供されています。
したがって、ゼロ口座は、XMでスキャルピングやデイトレードなどの短期取引をメインにトレードしたい方にとてもおすすめの口座です。
一方、スタンダード口座とマイクロ口座は、ゼロ口座よりも少ない資金からトレードが始められるため、少額から海外FXを初めてみたい方向けの口座です。
XMのゼロ口座を利用するメリット
ここからは、XMのゼロ口座を利用するメリットについてご紹介します。
スプレッドが極めて狭い(最小0pips)
冒頭で述べたように、XMのゼロ口座は他の口座タイプよりもスプレッドが極めて狭いことが特徴です。
以下に、人気の高い通貨ペアのスプレッドを、ゼロ口座とスタンダード口座で比較してみました。
通貨ペア | ゼロ口座の平均スプレッド | スタンダード口座の平均スプレッド |
USD/JPY | 1.1pips | 1.8pips |
EUR/USD | 1.1pips | 1.7pips |
EUR/JPY | 1.8pips | 2.6pips |
GBP/USD | 1.8pips | 2.3pips |
GBP/JPY | 2.4pips | 3.8pips |
※ゼロ口座のスプレッドには、取引手数料(往復)を上乗せした数値を記載
上記の表の通り、ゼロ口座の場合、スタンダード口座よりもスプレッドと手数料を含めたをトータルコストを抑えることができます。
そのため、XMでスキャルピングをしたい方や、取引コストを少しでも抑えたい方に最適な口座です。
人気の高い通貨ペアの約定力が高い
XMでは、以下の2種類の文方式を採用しています。
- STP方式(スタンダード口座・マイクロ口座)
- ECN方式(ゼロ口座)
中でも、ゼロ口座が採用しているECN方式は、約定力が非常に高く、STP方式よりも取引の透明性が高いことが特徴です。
特に、ドル円やユーロドルなどの人気の高い通貨ペアであれば、取引の流動性が高いため、とてもスピーディーに約定します。
取引手数料を経費として申告できる
一般的に、取引で発生するスプレッドは、売買格差なので必要経費として申告ができません。
しかし、XMのゼロ口座の取引手数料は、”取引明細書”として出力ができるため、収入を得るための必要経費として申告することが可能です。
このように、ゼロ口座では取引手数料を経費申告して、節税ができることもメリットのひとつです。
XMのゼロ口座を利用するデメリット
XMのゼロ口座には、たくさんのメリットがありますが、デメリットも少なからずあります。
ここからは、XMのゼロ口座を利用するデメリットについて解説します。
取引手数料がかかる
XMのゼロ口座では、スプレッドに加えて「取引手数料」がかかってしまうことがデメリットです。
しかし、ゼロ口座の場合、スプレッドが非常に狭いため、スプレッドと取引手数料合わせたトータルコストを他の口座タイプと比べても安く抑えることができます。
他の口座タイプと比べると初回最低入金額が高い
XMのゼロ口座の初回最低入金額は10,000円です。
一方、スタンダード口座やマイクロ口座の初回最低入金額は、500円からと低めに設定されています。
ある程度海外FXでの取引に慣れている方であれば、10,000円の入金額はそこまで気にならないと思いますが、FXの初心者からするとハードルが少し高く感じるでしょう。
口座開設ボーナス以外のボーナスがもらえない
XMでは、以下のようなボーナスキャンペーンを実施しています。
- 新規口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
- ロイヤリティポイントプログラム
スタンダード口座とマイクロ口座では、上記のボーナスをすべて受け取れますが、ゼロ口座の場合、新規口座開設ボーナスだけしかもらえません。
ボーナスが魅力的なXMで、新規口座開設ボーナスだけしか受け取れない点は、大きなデメリットでしょう。
そのため、ボーナスを活用したい方は、スタンダード口座やマイクロ口座を、狭いスプレッドで取引をしたい方は、ゼロ口座を選ぶことをおすすめします。
取引できる銘柄が少ない
XMのゼロ口座で取引できる銘柄数は、56種類のFX通貨ペアとゴールド・シルバーのみとなっています。
一方、スタンダード口座では、57種類の通貨ペアに加えて、コモディティ・株式・仮想通貨のCFDなど、取引できる銘柄数が豊富です。
しかし、XMでは同一名義で最大8つまで取引口座を持つことができます。
そのため、コモディティや株式などの先物CFDも取引したい方は、スタンダード口座と併用するといいでしょう。
XMのゼロ口座と他の海外FX業者を比較検証
最後に、XMのゼロ口座と、取引コストが低いことで人気の「TitanFX」と「Axiory」の低スプレッド口座を比較検証しました。
XM | TitanFX | Axiory | |
平均スプレッド(USD/JPY) | 1.1pips | 1.03pips | 0.9pips |
最大レバレッジ(ロスカット水準) | 500倍(20%以下) | 500倍(20%以下) | 400倍(20%以下) |
ボーナス | あり(口座開設ボーナス) | なし | なし |
初回最低入金額 | 1万円 | 2万円 | 2万円 |
※スプレッドは取引手数料を含めた数値を記載
XMのゼロ口座は、他の海外FX業者の低スプレッド口座と比べるとスプレッドは比較的高めです。
しかし、ゼロ口座では、新規口座開設ボーナス、最低入金額が1万円からと、他のFX業者よりも取引が始めやすくなっています。
したがって、初めて海外FXでスキャルピング専用口座を開設したい方は、XMのゼロ口座がおすすめです。
まとめ
今回は、XMのゼロ口座について詳しく解説しました。
XMのゼロ口座は、スプレッドが非常に狭く、約定力が高いため、スキャルピングなどの短期トレードをしたい方に特におすすめの口座です。
また、ゼロ口座では、口座開設ボーナスがもらえたり、最低入金額が1万円からと、初めてのスキャルピン専用口座として最適な環境となっています。
XMのゼロ口座に興味を持った方は、ぜひ新規口座開設ボーナスを活用してお得にトレードを始めましょう。
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