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南アフリカランドについて調べてみた

南アフリカランドの特長は高スワップ!

FX取引会社のウェブサイトを見ていると、よく目に入ってくるのが「南アフリカランド」と「高スワップ」という表示。
そもそもスワップポイントってどんなもの? 南アフリカランドのスワップはなぜ高いの?そんな疑問について調べてみました。

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そもそもスワップポイントとはどんなもの?

スワップポイントとは、FXで得られる利益のひとつで2つの通貨の金利差のこと。
FXでは低金利の通貨を売って高金利の通貨を買うと、その金利差を利益として得ることができるのです。

例えば豪ドル円の場合だと、オーストラリアの金利が2.5%かつ日本の金利が0.1%の場合、金利差は2.4%。
この金利差で1万ドルのポジションを持った場合、約60円程度のスワップポイントを受け取ることができ、1年で20,000円程度の利益を得ることができるということになります。

ポジションを持っているだけで利益を得ることができるスワップポイントですが、高金利通貨を売って低金利を買う場合には、逆にスワップポイントの支払いが生じてしまいます。
またスワップポイントを得ていたポジションでも、各国の情勢によっては支払いが生じることもあるので、長期間のポジションをもつ場合には注意が必要です。

スワップポイントは金利差で得られる利益のこと!

低金利の通貨を売って高金利の通貨を買うだけで利益が得られるスワップポイント。
つまりなるべく金利差が大きい通貨ペアを取引するのがポイントということになります。

日本の政策金利は長く0.1%で、主な取引通貨の中でも限りなく0に近いのが特長。
逆に金利が高いのは豪ドルやニュージーランドドルなどがあります。
情報も得やすいので、スワップポイントの取引では豪ドル円やニュージーランドドル円といった通貨ペアに人気があるようです。

南アフリカランドのスワップポイントはなぜ多いの?

こうした通貨ペアの中でも政策金利の高さが目立つのが、南アフリカランド。
7%近い高い政策金利が特長で、南アフリカランド/円の金利差は6.9%と0.9%しかないドル/円の金利差からすると、まさにスワップポイント狙いの取引向け通貨ペアですね。

でもどうして南アフリカランドの金利はこんなに高いのでしょうか。
南アフリカは1961年にイギリス連邦から脱退して新しくできたまだ日の浅い新興国、国の発展のためには国外から資金を集める必要があります。そのため政策金利を高くしているのです。

しかし気をつけておきたいのが新興国ならではのデメリット。
政治的な混乱から急な利下げが行われることもあります。
南アフリカランドでスワップポイント狙いの取引をするときには、日々ニュースをチェックするのがポイントですね。

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